名古屋大学医学部付属病院 乳腺・内分泌外科:甲状腺-診断
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診断

甲状腺癌の多くは自覚症状が無く、他の病気の治療時に首の触診または検査で異常を指摘されて初めて気づかれるものです。それ以外に自分で首のしこりに気づく場合、ものが飲み込みにくい、声がかすれたなどの自覚症状がでて気づく場合もあります。

頸部の触診、超音波、穿刺吸引細胞診でほとんどの場合診断が可能です。

触診

甲状腺は正常な状態では軟らかいので、首の触診をしてもどこにあるかよくわかりません。ふつう甲状腺癌が出来ると、首の左右のどちらかにかなり硬い表面がごつごつしたかたまりを触れるようになります。甲状腺はものを飲み込む(嚥下といいます)ときに上下に動くので、その中に出来た癌も嚥下と共に動きます。首のリンパ節にはれているものが無いかどうか触診することも重要です。大きなしこりは触診だけで癌とわかることもありますが、小さなしこりは触診だけではわからないことが多くあります。

超音波検査

エコー検査とも呼びます。診察室で簡単に行える痛くない検査で甲状腺の病気の診断に欠かすことができないものです。甲状腺は体の表面近くにあり、病変が小さても詳しく観察できるように探触子(体に当てて検査する部分でプローブとも呼びます)は心臓や腹部のものとは違う専用のものを使います。超音波検査では、甲状腺の中にあるしこりがどのような形をしているかとか、周辺への広がりを診断することが出来ます。また、周辺のリンパ節が腫れているかどうかも調べることが出来ます。

穿刺吸引細胞診

しこりがある場合どのような細胞から出来ているか正確な診断を下すために行います。普通の細い注射針と注射器を使って、しこりから細胞を吸い取ります。針を首に刺すことになりますが、細い針を使いますのでそれほど痛くない検査です。この検査でほとんどの場合しこりが良性であるか悪性であるかが判定できますが、細胞がとれにくいしこりや出血しやすいしこりでは判定がむつかしいこともあります。

CT検査

甲状腺癌と診断された、あるいは甲状腺癌が疑わしくて手術予定になった場合、癌が気管や食道に浸潤(癌が入り込んでいること)しているかどうか、周辺のリンパ節が腫れているかどうかなどの判定のために行います。

シンチグラフィ

シンチグラフィとは、ある特定の細胞に取り込まれるアイソトープという放射性物質を服用または注射して検査する方法のことです。甲状腺癌の診断のために以前はシンチグラフィがよく行われていましたが、現在はあまり行いません。ただし、手術以外の追加治療のために、放射性ヨード治療が必要な場合にヨードシンチグラフィを行なうことがあります。詳しくは別の項で説明します。

血液検査

現在のところ血液検査のみで甲状腺癌を発見することはできません。甲状腺のみで作られているサイログロブリンという物質は正常な人の血液中にもごくわずかに存在していますが、甲状腺に炎症や腫瘍が発生すると血液中に多く漏れ出してきます。ですから、血液検査でサイログロブリンが高値であることは、甲状腺に何らかの異常が起こっている証拠となります。このサイログロブリンは甲状腺の細胞から発生する乳頭癌や濾胞癌の細胞でも作られることが多く、癌の治療のために甲状腺全摘をした後に理論的には検出できなくなります。しかし、術後徐々に血液中のこの値が増加してくると癌が再発していることが考えられます。

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