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学生・研修医の方へ

教育方針/研修プログラム

名古屋大学 乳腺・内分泌外科では、教官を中心に大学院生を含めた医局員全員で学生教育と卒後研修の指導に当たっています。手術に入り手技を見るだけでなく、手技についても実際に学ぶことができます。
カンファレンスでは個々の症例について十分に手術前の検討を行っていますので、そこで疑問に思ったことがあれば、誰でも何でも聞いていただければ、当科の専門家がしっかりと説明します。
学生から研修医を経て、専門家になるために、階段を一段ずつ上るように着実に手技や知識を学び、吸収し、自分のものにしていってください。
我々と一緒に外科の道を歩んでみませんか。

乳腺内分泌外科学 科長 菊森 豊根

学生教育

臨床実習Ⅰ(5年生)では、外科研修の4週間のうち、2週間を乳腺・内分泌外科で手術を中心とした診療の見学を行います。各教員によるミニレクチャーを実施しており、体表超音波検査の実習など、実際に診療で使用している器械の体験も行います。
臨床実習Ⅱ(6年生)では、スタッフの一員となり、より実践的な実習を行います。担当させたいただく一人の患者様の手術に積極的に入っていただく等、実際の治療に始めから携わり学んでいきます。実習を通し、一つの症例を深く勉強することで、疾患や患者様への理解を深める期間を過ごしてもらいます。

卒後臨床研修・キャリア形成支援

名古屋大学医学部附属病院 外科専門研修プログラムでは以下の目的と使命を掲げています。

  1. 専攻医が外科領域の専門的診療能力を習得するとともに、初期臨床研修で学んだ医師として必要な基本的診療能力についてもより向上させ実践できるようになること
  2. 専攻医が外科領域に関する知識・技能・態度と高い倫理性を備えることにより、患者に信頼され、標準的な医療を提供でき、プロフェッショナルとしての誇りを持ち、患者への責任を果たせる外科専門医となること
  3. 専攻医が専門性の高い領域への診療や研究への参加を通じ、リサーチマインドをもった外科専門医となること。それにより将来の医学へ貢献できる人材を育成すること
  4. 外科専門医の育成を通して僻地を含む地域医療に貢献すること
  5. 外科領域全般からサブスペシャルティ領域(消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科)またはそれに準じた外科関連領域(乳腺や内分泌領域)の専門研修を行い、それぞれの領域の専門医取得へと連動させること

名古屋大学医学部附属学病院と、これまでに当大学の外科系診療科(消化器外科Ⅰ、消化器外科Ⅱ、心臓外科、血管外科、呼吸器外科、乳腺内分泌外科、小児外科、移植外科)が人員の配備や診療体制の面で密に連携してきた連携施設(62施設)により、専門研修施設群を構成しています。専攻医は地域医療からがんセンターなどの高度医療機関まで幅広い研修を選択することができ、各個人の能力や希望にそって十分な研修ができるよう配慮された研修を行えます。
そして乳腺・内分泌外科では手術症例、再発をきたして化学療法中の患者、ターミナルケアの必要な患者など様々な患者さんを治療グループの一員として経験していただきます。
初期臨床研修中に必要な様々な症例だけでなく、夜間救急外来で出会うことの多い縫合や末梢点滴確保などの基本的手技を身につけることができます。それだけでなく、一般病院でも症例が多く腋窩の解剖を学ぶことのできる乳癌の手術、複雑な頚部解剖を目の当たりにできる甲状腺・副甲状腺手術、そして副腎の腹腔鏡手術から開胸開腹手術に至るまで、様々な手技も学ぶことができます。
さらに、教員や医局員がメンターとなって先生方をサポートし、個人のニーズや状況にあった研修計画の立案を行っています。
また、当院で研修され、3年目以降も当科に入局して外科の道に進みたいという方には、その方にあった最善の進路を相談して決めていきます。

詳しくは『卒後臨床研修・
キャリア形成支援センター』を
ご覧ください
詳しくは『名古屋大学病院・
関連病院卒後
臨床研修ネットワーク』を
ご覧ください