名古屋大学医学部付属病院 乳腺・内分泌外科:副腎-病気-副腎にできる病気
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副腎にできる病気

クッシング症候群

クッシング症候群のときにみられる症状:紅潮した頬(りんごのようなほっぺた)、満月様願貌(丸いお月様のような顔つき)、にきび、中心性肥満(おなかが出て胴体は太いが手足は細い)、野牛のこぶ(バッファローのように背中のくびに近いところが脂肪で盛り上がる)、伸展性皮膚線条(妊娠したときに出来る皮膚の伸びた線のようなものが胸、おなか、太ももなどにできる、妊娠のときは白い線だがクッシング症候群のときは赤い色をしている)、薄い皮膚、治癒しにくい創傷(少しぶっただけで皮膚がはがれてキズになり治りにくい)、懸垂腹、皮下溢血斑(少しぶっただけで内出血をきたし赤黒い色がつく)、高血圧、多毛(ひげ、手足のうぶ毛が濃くなる)、精神症状、筋力低下(起立や階段、坂道の昇降が困難)、無月経、尿路結石、易感染性。
検査所見では、高血圧、骨粗鬆症、圧迫骨折、糖尿病などを認めます。これらの症状、検査所見は、クッシング症候群の患者さん全員にすべておこるものではなく、患者さんごとにどのような症状があらわれるか、どのような検査結果か異なります。 (下図)

図(副腎2-1)

アルドステロン症

自分で原発性アルドステロン症と感じるような症状はこの病気には特別にはありません。原発性アルドステロン症の患者さんはほとんどの場合高血圧が認められます。原発性アルドステロン症とわからずに本態性高血圧症として長い期間(10年以上)治療を受けておられることがあります。高血圧の治療薬のひとつである利尿剤の内服をしていないのに血液検査で低カリウム血症が認められるときは、原発性アルドステロン症の可能性があります。血液中のカリウムが極端に低くなった場合、手足の筋肉が麻痺して動けなくなる四肢麻痺という症状が出現することがあります。
検査所見では、高血圧、糖尿病、血液中のカリウム低下、ナトリウム増加、代謝性アルカローシスなどが認められます。

褐色細胞腫

高血圧を主として頭痛、心悸亢進(どきどきする)、発汗過多、体重減少、視力障害、悪心(はきけ)、耳鳴り、四肢の振戦、胸の締め付け感、腹痛、便秘などを認めることがあります。患者さんからよく聞く症状は次のようなものがあります。

  1. 1.突然起こる、発作的な高血圧や頭痛。
  2. 2.心臓がドキドキする、ドンドンと打つ。
  3. 3.心拍数が増加する。
  4. 4.運動しなくても汗をかく。
  5. 5.横になっていて起きあがったときに急に上記のような症状がおこる。

高血圧には持続型と発作型があります。発作時の血圧は非常に高く、時には脳出血、心不全などを併発して最悪の場合命にかかわることもあります。これらすべての症状は、褐色細胞腫でつくられて血液中へ大量に放出されるカテコラミン(アドレナリンやノルアドレナリンというホルモンの総称)のために起こります。アドレナリンやノルアドレナリンが急に褐色細胞腫から放出されると発作という症状が起こるのです。発作を誘発するものとしては、運動、排便、喫煙、過度なストレス、手術や交通事故などのからだに加わる侵襲、高熱や高度の脱水などの体調不良、造影剤の急速な点滴などがあります。

非機能性腫瘍

ホルモンを産生しない非機能性腫瘍の場合は、一般的には無症状です。腫瘍が非常に大きくなった場合は、腫瘍による圧迫、痛みなどの症状が出ることがあります。多くの場合、副腎と関係ない病気・検診などで、腹部超音波検査、腹部CT、腹部MRI検査を受けたときに偶然副腎腫瘍を指摘されます。

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