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メディカルITセンター
センター長 吉田 茂（准教授）
情報管理の面から病院運営を支える
当院の病院総合情報システム（電子カルテ）の開発、管理、運営を一元的に行っています。患者の個人情報を守り、質の高い医療を推進できるよう日々更なる開発を行っています。
業務体制
当院の病院総合情報システム（電子カルテ）の開発、管理、運営を事務部の情報システム掛、病歴管理室と連携をとりながら進めています。
業務内容
電子カルテの開発、管理、運営以外に、全職員へのITリテラシーの教育、臨床情報を用いた研究を推進しています。
特色
全国でも先進的なオブジェクト指向型データベースCachéを利用した大規模かつ安定したシステムを構築しています。また、FileMakerやYahgeeなどユーザーインターフェースに優れたソフトと連携することによってさらに幅広い業務を実現しています。
業務実績
国立大学病院として初めて汎用市販ソフト（FileMaker）と電子カルテとの連携を行い、各診療科に埋もれていた診療情報を統合することに成功しました。また、三階層の病院総合情報システムの構築に力を入れています。
その他の取り組み
電子カルテに入力されたデータの統計的な二次利用を、クリニカルデータウェアハウスを用いて試みています。臨床に役立つデータを解析し、診療の質向上に貢献していきたいと考えています。また次期開発に向けてCDSS（Clinical Decision Support System）臨床判断支援システムなどの構築を通して、使える電子カルテから賢い電子カルテへの実現を目指しています。
