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腎臓内科
科長 丸山 彰一(特命教授) 10E
さまざまな腎疾患を正確な根拠に基づいた情報を慎重に検討し、患者と家族から十分理解を得て治療しています。
約15名の常勤医および非常勤医で構成されています。腎臓内科専門医の教員が中心となり、診療に当たっています。週2回カンファレンスを行い、診療科として方針を決定しています。
腎炎・ネフローゼ症候群、腎不全、高血圧性腎障害、糖尿病性腎症などの腎疾患、膠原病・全身性血管炎症候群、および腎移植後の管理や電解質・酸塩基平衡異常に至るまで、腎臓に関するすべての疾患。
腎病理診断、腎代替療法、難治性ネフローゼ症候群・膠原病・遺伝性疾患などに対して、シクロスポリン・タクロリムスなどによる新たな免疫抑制療法やαグルコシダーゼ補充療法などに積極的に取り組んでいます。
年間入院患者323人、腎生検病理診断数608人(当院47人・関連施設561人)、新規透析導入患者35人(血液透析24人、腹膜透析11人)、その他(血漿交換療法や選択的血球成分吸着療法、延べ人数287人)。
腹膜透析外来、慢性腎障害(CKD)外来。
ハイリスク患者に対する腹腔鏡下腎生検(泌尿器科との連携)、脂肪幹細胞による腎再生の研究、急性腎障害に対する尿中バイオマーカーの開発、RAS抑制分子による降圧薬の開発、腹膜線維化の機序の解明を行っています。