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救急・内科系集中治療部

部長 松田 直之(教授)

急性期管理のすべてを凝集

救急・内科系集中治療部 (Emergency & Medical ICU: EM-ICU) は、院内外の急変病態に即座に対応し、急性期管理の最先端を提供します。主病態の治療に加え、全身性炎症の緩和と再生促進、感染制御と栄養管理などを基盤とし、多臓器不全管理を適正化します。

診療体制

全10床、年中無休。救急科専門医・集中治療専門医などをスタッフとし、さらに救急・集中治療医学の専従医師によるICU内主治医制により、主体性の高い完全Closed ICUシステムとして運用され、治療方針にブレのない急性期医療を達成します。主治医は、教授、准教授、講師、助教のスタッフにより適切に指導されます。

対象病態

成人および小児を対象とし、意識障害または昏睡、急性呼吸不全または慢性呼吸不全の急性増悪、ショック、急性薬物中毒、重篤な代謝障害(肝不全、腎不全、糖尿病ケトアシドーシス、環境異常症など)、多発外傷、蘇生後脳症、重症敗血症などの急性期全身管理を必要とする病態。

特色

敗血症を代表とする全身性炎症反応症候群および播種性血管内凝固症候群の治療成績は世界水準よりはるかに高い。一方、上述したすべての急性期病態に対して、全身を多角的かつ総合的に捕らえる急性期管理を得意とするスタッフで運営されています。

診療実績

2011年5月より開始され、同年6月1日より6床、同年10月1日より10床運用となり、年間約400例以上の緊急性と重症性の高い病態に対応します。

専門外来

救急・内科系集中治療部として院内急変に対するRapidResponse Systemに対応し、急性期病態を即座に感知し、当部への搬入を速やかに行えるように考案中です。

その他の取り組み

世界レベルのEBM医療を把握する一方で、難治的症例に対しては世界最先端の知識を網羅し、大学病院ならではの世界最先端の急性期治療を提案します。このような治療内容が臨床研究としてなされる場合、倫理委員会の承認を得た後、十分な説明と承諾の後に行われます。




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