

Interview先輩看護師紹介
専門看護師
患者さんやご家族の不安を
軽減する。
看護スタッフを支える。
そんなリエゾン看護師の
後進育成が、
現在の目標です。
- 1997年入職|新卒採用
- プロフィール
- 1997年に入職し、耳鼻科に配属。1999年に第一内科に異動した後、副看護師長として老年科・神経内科に配属後、教育専任へ。2012年に名古屋市立大学看護学部大学院の専門看護師コースに入学。2014年より看護部所属のリエゾン活動を始め、2015年に精神看護専門看護師の資格を取得。現在は看護師長として看護部で活動しています。

- 看護師を目指したきっかけと、
これまでの足跡を教えてください。 - 看護師を志したのは小学生の頃です。早くに父を亡くし、働きながら育ててくれた母の背中を見て、「手に職をつけて自立したい」という思いで、看護の道へ進もうと決めました。
名古屋大学医療技術短期大学部に進学したのは、実習先でもある名大病院が地域で重要な役割を果たしていることを知っていたからです。卒業後は希望通りに名大病院に入職して、耳鼻科や内科、神経内科・老年科などで経験を積みました。
転機となったのは、入職後10数年を経て、副看護師長として患者さんとご家族のケアにあたっていた頃のことです。それぞれの思いを理解し、すべてをかなえようとご要望を一手に抱え込んで行き詰まってしまう経験をしました。周りを見ると、私と同じように悩みを持ちながら医療現場で命と向き合う仲間が多くいました。この気付きがいまの私の活動につながっています。
- 現在従事している、
リエゾン看護師としての役割を
教えてください。 - 看護師一人ひとりの悩みを、専門的な立場でアドバイスし、ケアする人がいたら行き詰まる心配もなくなるのでは───。私の思いを上司に伝えたところ、精神看護専門看護師(リエゾン看護師)の存在を教えてくださいました。リエゾンとは「つなぐ」という意味。精神科以外で入院する患者さんの治療とメンタルケアをつなぐとともに、看護師をはじめとする医療スタッフのサポートを行うのが大きな特徴です。
ちょうど名大病院が専門看護師の資格取得のための大学院進学の支援をスタートするタイミングと重なり、私はその第1号として手を挙げて学びを開始しました。そして、3年後の2015年に資格を取得できました。
現在は、依頼に応じて患者さんやご家族の相談に応じるほか、精神科リエゾンチームのメンバーとして週に一度回診を行い、医師や薬剤師と連携して適切なケアを提案しています。また、看護スタッフのストレスや心身の不調などの相談も受け、必要なときは精神科産業医と一緒に就業体制などの調整も行っています。

- 看護師として大切にしていること、
そしてこれからの目標は何ですか? - 私の看護観の根っこにあるのは「患者さんが苦痛なく、安心して治療を受けられる環境を整えること」です。その実現には、患者さんの不安に寄り添って直接ケアするのはもちろん、看護師が質の高いケアを継続できるようにサポートすることが不可欠だと感じています。
ただし、名大病院の看護スタッフ全員を、わずかな人数で支えるのは不可能です。この課題を解決するために、「人が変わっても継続できる仕組みづくり」が現在の目標です。まずはキャリアコンサルタントをはじめ多職種との連携に加え、後進のリエゾン看護師育成が急務になるので注力したいと思います。そして、看護スタッフが気持ちの面で少しでも余裕を持って業務にあたることができ、看護の質をさらに向上していける環境づくりを目指していきます。
Off time休日の過ごし方
中学生の頃から音楽が好きで、アーティストのライブに行くのがいちばんの楽しみです。九州や関西など遠征もします。また、新幹線に乗って旅に出かけるのも好きです。
仕事は一旦忘れ、好きなことに没頭してエネルギーを蓄える。そうして心を一度ゼロにするから、また現場に向き合えると感じています。







