Interview先輩看護師紹介
若手看護師
若手が主役になる場や
挑戦できることなど、
成長するきっかけが数多くあるのも
名大病院の特徴です。
- 2021年入職
- 11W病棟/呼吸器内科・呼吸器外科
- 成瀬 彩夏
- プロフィール
- 2021年に入職し、呼吸器内科・呼吸器外科に配属。肺移植チームへの参加、教育係としての活動など、自らの可能性を広げ、成長する機会を積極的に活用し、看護師としての階段を上がっています。
- 現在の仕事の内容と、
看護をする上で心がけていることを教えてください。 - 呼吸器内科、呼吸器外科には化学療法や放射線治療、手術を受ける方から終末期の方まで、さまざまな患者さんがいらっしゃいます。経験が浅く、疾患や治療についても勉強中の私は、先輩のサポートを受けながら看護に当たる日々です。そうした中で心がけているのは、どれだけ忙しくても患者さんと会話をする時間を設けること。何気ない話から得られる情報は、患者さんが求めているケアや処置につながることもあるからです。
2年目に入り、新たな挑戦も始まりました。肺移植のチームに入ったのもその一つです。今後、名大病院で肺移植を進めていけるように先輩とともに会議などに参加し、自分ができる領域を少しずつ増やしたいと考えています。
- 看護師として歩き出す場に、
なぜ名大病院を選んだのですか? - 名大病院は国際的な医療施設評価認証機関であるJCIの認証を取得しています。新人時代からこうしたハイレベルな医療体制が整っている環境で看護経験を積むことは、私のキャリア形成に大きな意味があると考えました。
インターンシップに参加した際に感じた、雰囲気の良さも入職を決めた要因です。実際に仕事をしてみて、改めて先輩との距離の近さを実感しました。こうした関係が構築できるのは、ペアで複数の患者さんを担当するPNS(パートナーシップ・ナーシングシステム)を導入し、常に先輩が一緒に行動する仕組みがあるからだと思います。分からないことをその場で確認できるだけでなく、親身になって悩みや相談を聞いてくれるという安心感が大きな支えになっています。
2年目に入り、私も教育係のメンバーになって病棟の教育体制づくりに携わるようになりました。育てる活動を通して、私自身もいっしょに成長できたらと思います。
- 入職後に実感した、
名大病院ならではの特徴を
教えてください。 - 私たちのように若い看護師が主役となって進める機会や場が用意されていることです。病棟の合同カンファレンスでは、受け持ちの患者さんについて私たちが中心となって話し合うケースもあります。また、緊急時のシミュレーションも、ときには若手が中心となって行います。こうした経験ができるのは、名大病院の大きな特徴だと思います。
実務においても、キャリアを超えて若手の声が届くケースがあります。あるとき私の受け持っている患者さんが自宅退院を希望しました。難しい状況だったのですが、次の治療まで1週間ほど期間があったので担当の医師と相談をした結果、希望をかなえることができました。1週間後、治療に戻ってきた患者さんは、自宅での楽しい時間をうれしそうに話してくださいました。先輩の助言を受けながら実践したこの挑戦は、大きな自信につながっています。今後は、学生の頃から興味があった認定看護師の資格取得を目指して、学びと経験を積み重ねたいと思います。
Off time休日の過ごし方
私は旅行が趣味で、毎月出かけて楽しんでいます。大学時代の友人と買い物をしながら休日を過ごすこともたびたび。同期の看護師とは仕事の後によく食事に出かけています。病院の周辺には遅くまで営業している飲食店が多く、そこで過ごす時間が大切なリフレッシュタイムになっています。
また、入職してから料理にも挑戦中。休日には食材をまとめ買いし、平日の食事分までつくり置きをしています。