名大病院 心臓外科 トップページ

名古屋大学附属病院ハートチームでは、弁膜症、先天性心疾患、虚血性心疾患、重症心不全例、大動脈疾患などについて常に討議を行い、患者さんに最適な治療をご提供すべく努力しております。

心臓病以外の病気(併存疾患)をお持ちの方で、心臓血管外科手術治療を必要とされた患者さんは、各臓器すべての分野において最先端の医療で対応できる、当院での治療を特にお勧めします。診療科横断的応が可能です。

 

当院心臓外科での治療の特色

1.多彩な治療選択肢
あらゆる循環器疾患にフルオプションの治療選択肢からベストを選び対応いたします

2.併存疾患例に対応
⼼臓病以外の併存疾患をお持ちでも、各臓器すべての分野において最先端の医療で対応が可能です。

3.⾼い医療安全⽔準
経験豊富な臨床⼯学技⼠によるサポート、⼼臓⿇酔専⾨医による⿇酔管理、専従医による集中治療、早期離床を実現するリハビリテーションなど周術期を通じ安全で密な治療を提供します。

 

名大病院 心臓外科メンバー 

六鹿 雅登 心臓外科教授

櫻井一 病院教授

成田 裕司 准教授

徳田 順之 病院准教授

 


寺澤 幸枝 病院講師
吉住 朋 病院講師
伊藤 英樹 病院講師

山本裕介 病院助教

寺田貴史

植村友稔

緒方 藍歌 特任講師

 

 


メンバー名をクリックすると 研究者詳細にリンクしています


 

 

様々な併存疾患をお持ちの患者さんの⼼臓病治療は病院の総合⼒が問われます。我々にお申し付け下さい

 

このサイトは医療関係者の方向けの情報を含みます。

ハートチームトピックス

医師の働き方改革時代の安全な心臓手術について


日本の医療は、医療機関に勤務する医師の長時間労働により支えられてきました。「医師の働き方改革」とは、こうした現状を“改革”し、医師が健康に働き続けられるような環境を整備することで、患者さんに提供する医療の質・安全を確保すると同時に、将来にわたって持続可能な医療提供体制を維持していくための取組です。2024年4月より開始されています。

名古屋大学心臓外科教室はA水準で時間外労働の管理ができています。
A水準:勤務医の時間外労働時間を「年間960時間以下/時間月100時間未満」に収めること。
B水準:地域医療確保暫定特例水準「年間1860時間以下/時間月100時間未満」に収めること。
C水準:集中的技能向上水準「年間1860時間以下/時間月100時間未満」に収めること。
B、C水準においては、より強い追加的健康配慮措置あり、将来的には縮減方向。

名古屋大学心臓外科教室は、豊富な手術症例数を実施しているなか、A水準が達成できている背景には、心臓外科教室内の豊富な人材、麻酔科による安全な心臓麻酔、集中治療専門医による集中治療室での集中治療管理、心臓リハビリに特化した術後リハビリプログラムが充実しており、その他いろいろな分野でのタスクシフトができていることがあります。


これらを実施できるのは、名古屋大学附属病院が総合大学病院であるという強みがあります。
合併症に関しても、術後に発症しないのがいいのは決まったことですが、患者様の年齢、背景、脆弱度などの術前状態にも影響されます。こういった状況でも、総合病院であり、いつ何時でも対応する診療科に相談でき、すばやく対処することができます。こういったすばやい対応は単科病院では、対応できないこともあり医療機関の間では問題となっています。


医師の働き方が焦点となっていますが、こういった背景の中でも名古屋大学心臓外科教室は安心、安全な環境で手術を実施することができます!

 


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