小児 先天性心疾患 心臓外科フェローシッププログラムのお知らせ


小児・先天性心疾患 心臓外科フェローシッププログラム

小児・先天性心疾患の心臓外科は、高度な技術と専門性が求められる分野ですが,志望する若手医師の減少が危惧されているところです。名古屋大学医学部心臓外科教室およびその関連病院では,年間約500件の先天性心疾患手術を行っています.豊富な手術経験を所属医局に関係なく次世代の若手医師と共有し,日本の将来を担う若手の小児・先天性分野の心臓外科医を育成しつつ,地域の医療にも貢献できるようにこのプログラムを創設することといたしました。
具体的には,ともに年間200件以上の手術件数を有するあいち小児保健総合医療センターと,地域医療機能推進機構中京病院の2施設を中心に1年間ずつローテートする研修となります.両施設を経験することで,軽症例から最重症例まで,新生児から成人例まで,手術の執刀,術後管理,あるいは小児VAD管理まで経験していただけるプログラムになります.また,希望があれば、名古屋大学附属病院において,MICS手術,成人VAD手術,心臓移植手術に参加していただくことも可能です.

募集人数:年間1,2名程度
募集時期:随時
研修期間:2年
研修開始時期:原則,4月,10月
対象:原則,後期研修(3年間の外科専門医研修)修了者

 


 待遇:あいち小児保健医療総合センター スタッフまたはフェロー
    地域医療機能推進機構中京病院 スタッフまたは専攻医


このフェローシップの応募に、名古屋大学心臓外科への入局は必須ではありません。
このフェローシップは小児・先天性心疾患 心臓外科の研修を意図したものですが、一般成人心臓外科の経験が不足していると考えておられる先生の場合は、成人心臓外科のローテートを追加することも可能です。




問い合わせはこちらまで

https://form.run/@heartteamnagoya-1635673339

2023年06月20日|ニュースのカテゴリー:news