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病態外科学心臓外科学

研究室概要

診療内容

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心臓外科学は心臓外科および胸部大血管外科を専門領域としています。名古屋大学心臓外科教室では冠動脈バイパス術などの虚血性心疾患手術、弁形成術・置換術などの心臓弁膜症に対する手術、大動脈弓部を中心とする胸部大血管手術など、後天性心疾患を中心に年間約300例以上の心臓・大血管手術を施行しています

循環器内科と共同で、重症心不全治療センターを運用し、薬物治療,CRT等も組み合わせ難治性の心不全治療に取り組んでいます。心原性ショックに陥った重症患者さんなどの緊急搬送紹介なども多くお受けしています。重症心不全の外科治療として、植込型補助人工心臓治療、心臓移植治療を行っています。心臓移植に関しては中部地区唯一の実施施設です。

大動脈手術は大学病院としては全国有数の治療数を誇ります。難しい症例を含めて関連施設より多数の紹介を頂いています。開胸型の大動脈手術の他、血管外科教室と協力してステントグラフト内挿術(TEVAR)と、それと手術を組み合わせたハイブリッド治療を数多く行っています。名古屋大学附属病院は、循環器疾患だけを扱う単科病院ではありませんので、関連診療科のバックアップ体制は万全で、併存疾患を数多く抱えた患者さんでも安心して治療を受けることができます。術後回復を補助するため心臓大血管術後のリハビリテーションについても力をいれており、多くのスタッフを投入しています。これらについてはリハビリテーション領域でも高い評価を受けています。

SICDを含めた植込み型除細動器や、リードレスペースメーカーを含めたペースメーカー植込術の他、レーザーシースによるペースメーカー抜去術を行っております。循環器内科不整脈チームと共同し不整脈治療全般に対応し、加えて、従来難治性とされてきたペースメーカー感染の治療にも対応しています。ペースメーカー感染については県外など遠方からの紹介も多いです。

大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル大動脈弁置換(TAVR TAVI)といった低侵襲治療にも取り組んでいます。従来であれば、併存疾患や高齢などの理由で治療が不可能とされていた患者さんにも治療の道が開かれた形となり、当院での治療例数も大きく増加しています。僧帽弁閉鎖不全症に対するMitraclip、心房中隔欠損症(ASD)や動脈管開存(PDA)に対するカテーテル閉鎖など、構造的心疾患(SHD)といわれる分野のカテーテル治療は、昨今急速展開している分野です。低侵襲治療ハートチームのページはこちら

このように、我々は、循環器病に罹患され心臓血管手術を必要とされる患者さんの個々の病状に応じて様々な治療選択肢を用意し、その方にとって最適な方法を選択できる診療体制をとっています。特に、循環器疾患(心臓血管の病気)以外のお病気も併せてお持ちの患者さんは、総合病院である当院での治療を自信を持ってお薦めします。

手術をさせていただいた患者さんの経過は詳細に記録し、常に検討を重ねています。その内容はNCDに基づいたデータベース化を行っています。それをもとに臨床研究を展開し手術成績の向上に努めています。

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研究体制

心臓外科学は心臓外科および胸部大血管外科に関する基礎および臨床研究を専門領域としています。
教室には1952年に日本で初めて人工心肺を開発した歴史があり(戸田博教授)、この伝統を受け継ぎ、「臨床に即した研究」をモットーに研究に取り組んでいます。

再生医療を用いた大動脈瘤抑制療法の開発、不全心筋再生療法の開発、組織工学技法を用いた小口径人工血管の開発、心筋ネットを用いた心不全治療療法の開発などの臨床に即した基礎研究を行っています。  
手術をさせていただいた患者さんの経過は詳細に記録し、日常的に検討を重ねています。その内容はNCDに基づいたデータベース化を行っています。それをもとに臨床研究を展開し手術成績の向上に努めています。

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研究プロジェクト

臨床研究プロジェクト

心臓血管外科データベース事業 と手術成績の検証

現在、わが国では病院医療の崩壊や医師の偏在が叫ばれ、多くの学会や団体が医療再建に向けて新たな提言や行動を行っていますが、どのような場所でどのような医療が行われているかが把握されていない状況では、良質な医療は提供できません。現状を把握することによって、医療のありかたを 根拠に基づいて検討し、社会に示していくことが重要であり、それにより最善の医療を提供することができます。そこでわが国では日本外科学会を基盤として、日本心臓血管外科学会、日本胸部外科学会、日本血管外科学会、日本呼吸器外科学会、日本消化器外科学会などの多くの各臨床学会が協働し、一般社団法人National Clinical Database(NCD)を立ち上げ、日本全国の外科系施設における外科症例の全体把握を目的としたデータベース事業を行っております。名古屋大学医学部附属病院では、NCD及び日本心臓血管外科手術データベース(JCVSD:Japan Cardiovascular Surgery Database)の趣旨に賛同し、この事業に参加しています。NCDは個人情報が特定されない形で運用され、我々が術前および術後の経過を検討するのに必要な様々な情報を記録しております。記録情報はNCDおよび、名古屋大学附属病院が管理する電子カルテと安全に隔絶された電子サーバーに記録されます。その趣旨を何卒ご理解の上、ご協力賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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当院におけるNCD JCVSDデータベース事業の説明については、詳しくはこちらをご覧ください。https://www.med.nagoya-u.ac.jp/hospital/departments/cardiac-s/

なお現在、本邦心臓血管外科学会が定める基幹施設は全施設がNCD JCVSDデータベース事業に参画しています。

1.本事業への参加について
本事業への参加は、患者さんの自由な意思に基づくものであり、参加されたくない場合は、データ登録を拒否して頂くことができますのでお申し出ください。なお、登録を拒否されたことで、日常の診療等において患者さんが不利益を被ることは一切ありません。(オプトアウト型参加)

2.データ登録の目的
現状を把握し、患者さんに向けたより良い医療を提供することが目的です。NCD及びJACVSD、JCCVSD ならびに名古屋大学附属病院では、体系的に登録された情報に基づいて、医療の質改善に向けた検討を継続的に行います。参加施設は、日本全国の標準的成績と対比をする中で自施設の特徴と課題を把握し、それぞれが改善に向けた取り組みを行います。また、国内外の多くの事例では、手術治療の検討がデータベースに基づいて行われており、質の向上に大きな成果を上げております。

3.登録される情報の内容
登録される情報は日常の診療で行われている検査や治療の契機となった診断、手術等の各種治療やその方法等となります。これらの情報は、それ自体で患者さん個人を容易に特定することはできないものですが、患者さんに関わる重要な情報ですので厳重に管理いたします。情報の取り扱いや安全管理にあたっては、関連する法令や取り決め(「個人情報保護法」、「疫学研究の倫理指針」、「臨床研究の倫理指針」、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」等)を遵守しています。

4.登録される情報の使われ方
登録される情報は、参加施設の治療成績向上ならびに皆さまの健康の向上に役立てるために、参加施設ならびに各種臨床領域にフィードバックされます。この際に用いられる情報は集計・分析後の統計情報のみとなりますので、患者さん個人を特定可能な形で、NCD及びJCVSDがデータを公表することはありません。

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心臓外科学教室における予後調査事業 
  • 胸部大動脈瘤患者さんの長期予後調査
  • 弁膜症患者さんの長期予後調査
  • 心臓大血管術後患者さんのADL(activity of daily life)調査

当院では、院内倫理委員会の了承のもと、上記疾患の患者さんの長期に渡る生活の質(QOL)の把握のための調査を行っております。これは質問紙法で、同意を頂いた方のみにお答えを頂く形で行っています。手術の後などに、患者さんがどのような生活を送っているのか、それをより良いものにするにはどのような改善が必要なのかを正確に把握するための調査です。一人でも多くの方が術後早く日常生活に復帰頂くためは状態把握が不可欠と考えております。質問紙への回答はご面倒かと思いますが、ご協力をお願いいたします。

基礎研究プロジェクト 

重症心不全患者に対するテイラーメイド方式心臓サポートネット開発

1重症心不全患者に対するテイラーメイド方式心臓サポートネット開発

i) 

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ii) 多施設共同の臨床研究.「拡張型心筋症に対するテイラーメイド方式心臓形状矯正ネットの臨床試験(UMIN 000019236) 
参加施設 名古屋大学、大阪大学、東北大学、東京大学、慈恵医科大学

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2.

研究プロジェクト
重症心不全における心筋配向変化が心機能増悪をもたらす機序の解明

重症心不全における心筋配向変化が心機能増悪をもたらす機序の解明
(科学研究費基盤B)

【研究目的】

重症心不全における心筋配向の変化と乱れが心収縮能と拡張能・心臓リモデリングに及ぼす影響をMicro CTと心機能シミュレーション技術を用いて解析し、心不全悪化のメカニズムを力学的観点から明らかにすること

【研究背景】

心不全が進行した心臓では、心形状が円錐形から球状化し、心筋配向がらせん構造から水平方向に傾き、さらに収縮効率が悪化する(図1)。さらに心筋シート(右図)の傾きは心室壁伸展に伴い、垂直方向に傾く。

【研究内容】

MicroCTを用いて正常心と不全心の心筋配向変化、心筋シートの傾きを評価する(名古屋大学工学部森健策教授研究室)。UT-Heart研究所の心臓シミュレーション技術に上記結果を組み込み、心機能(収縮能&拡張能)に与える影響を検討する。

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図1A. 正常心(上段:60°)と不全心(下段:30°)における心筋配向変化

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図2A.Patrick A. Helm et al. Circulation Research. 2006;98:125-132earch. 2006;98:125-132

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図1B.心筋配向がらせん構造から水平方向になった場合の左室駆出率変化(70%⇒40%)

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図2B

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図9 microCT画像

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図10.心筋配向ベクトル表示

研究プロジェクト 新しい大動脈瘤治療の開発

i) 間葉系幹細胞を用いた大動脈治療

大動脈瘤の病態生理は、動脈硬化に伴う慢性炎症の成れの果てで、動脈張力・構造を維持する膠原線維の合成・分解のバランス破綻を来した結果、大動脈の組織強度を失い、瘤状に膨らんでしまう病態である。破裂すると救命率の低い、生命に直接関わる疾患である。手術(人工血管置換)が唯一の破裂予防法であるが、手術侵襲が大きく、合併症も多いため、リスクの高い患者では手術が困難な場合もある。従って、底侵襲治療が求められている。一方、間葉系幹細胞は、抗炎症作用、免疫抑制作用、組織修復作用があり、これらの作用を応用した、大動脈治療を考案した。大動脈瘤を局所投与、あるいは静脈投与することで、予防効果に加え、治療効果もあることを見出した。

J Vasc Surg 2011;54:1743, J Transl Med 2013;11:175, Eur J Cardiothorac Surg 2014;45:e156, World J Stem Cells 2014;6:278

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ii) クラリスロマイシンを用いた大動脈瘤治療
クラリスロマイシンは膠原線維を分解する、マトリクスメタロプロテアーゼの分泌を阻害したり、抗炎症作用を有することがわかり、それらを利用した大動脈瘤治療では、大動脈瘤の破裂を抑制することがわかった。

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iii) エクソソームを用いた大動脈瘤治療
エクソソームとはほとんどすべての細胞が分泌する微細顆粒である。様々な蛋白、脂質、RNAを含み、様々な生理活性作用を有している。その生理活性作用は由来細胞に依存することがいわれている。そのエクソソームを間葉系幹細胞から単離し、大動脈瘤治療を行うと、治療効果を発現することを我々は世界で初めて発見した。

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研究プロジェクト 再生医療技術を応用した手術材料の開発

i) 再生医療技術を利用した小口径人工血管の開発
市販の小口径人工血管は開存率が低く、現状では、心臓手術(冠動脈バイパス術等)に用いることは困難である。我々は、脱細胞化組織や生体吸収性材料を用いて、組織再生を人工血管自信がはかりながら自己血管のように再生する人工血管を開発している。

J Artif Organs 2012;15:399, Ann Thorac Surg 2012;93:156, J Artif Organs 2008;11:91

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ii) 骨再生を促進する骨髄止血材料(新規骨ろう)の開発
手術等で骨を切開した場合、骨髄からの出血を制御しないと、失血し術野の操作に支障をきたす。この制御にはミツロウ(骨ろう)が使用されてきたが、感染を惹起したり、骨折治癒を抑制することがある。我々は、生体吸収性ポリマーにペプチドを配合し、ミツロウ同等の物性で、骨再生を促す材料を、他施設との共同研究で成功した。

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iii) 組織再生を促す癒着防止膜の開発
心臓手術後の心臓周囲の癒着は、再手術時の剥離を困難にするだけでなく、癒着によって心臓機能も障害する。癒着を抑制する材料はいくつかあるが理想的とは言い難い。我々は、心臓を覆う心膜を再生させることで、癒着を防止するというコンセプトで、生体吸収性材料と心膜中皮細胞親和性の高いペプチドとを組み合わせることで、心膜再生を促す材料を開発している。

教員

構成員名役職所属
碓氷 章彦 教授 心臓外科
秋田 利明 特任教授 心臓外科
成田 裕司 講師 心臓外科
藤本 和朗 医局長 病院講師、重症心不全治療センター(兼務)副センター長 心臓外科/重症心不全治療センター
六鹿 雅登 講師 心臓外科/重症心不全治療センター
徳田 順之 病院講師 心臓外科
寺澤 幸枝 病院講師 心臓外科
伊藤 英樹 病院助教 心臓外科
内田 亘 病院助教 心臓外科

研究実績

  • 2018年
    1. Sachie Terazawa, Hideki Oshima, Yuji Narita, Kazuro Fujimoto, Masato Mutsuga, Yoshiyuki Tokuda, Tomo Yoshizumi, Hideki Ito, Wataru Uchida, Akihiko Usui: Strategy of Cardiovascular Surgery for Patients With Dementia as Evaluated by Mini-Mental State Examination. Circulation Journal 09/2018; 82(12)., DOI:10.1253/circj.CJ-18-0312
    2. Hiroshi Morioka, Yoshiyuki Tokuda, Hideki Oshima, Mitsutaka Iguchi, Yuka Tomita, Akihiko Usui, Tetsuya Yagi: Fungal endocarditis after transcatheter aortic valve replacement (TAVR): Case report and review of literature. Journal of Infection and Chemotherapy 09/2018;, DOI:10.1016/j.jiac.2018.08.017
    3. Toshijiro Aoki, Akihito Tanaka, Yoshiyuki Tokuda, Hideki Oshima, Susumu Suzuki, Hideki Ishii: Temporary immobile leaflet following transcatheter aortic valve replacement of a SAPIEN-XT valve. Cardiovascular Intervention and Therapeutics 07/2018;, DOI:10.1007/s12928-018-0536-7
    4. Wataru Uchida, Yoshiyuki Tokuda, Masato Mutsuga, Akihiko Usui: Aortic sarcoidosis complicated by a pulmonary artery aneurysm. European journal of cardio-thoracic surgery: official journal of the European Association for Cardio-thoracic Surgery 03/2018; 54(4)., DOI:10.1093/ejcts/ezy131
    5. Wataru Uchida, Yuji Narita, Aika Yamawaki-Ogata, Yoshiyuki Tokuda, Masato Mutsuga, Kazuro Lee Fujimoto, Tomonobu Abe, Hideki Oshima, Akihiko Usui: The oral administration of clarithromycin prevents the progression and rupture of aortic aneurysm. Journal of Vascular Surgery 03/2018; 68(6S)., DOI:10.1016/j.jvs.2017.12.047
    6. Uchida W,MutsugaM,Ito H,OshimaH,Usui A Nonbacterial Thrombotic Endocarditis Associated With Crohn disease, Ann ThoracSurgDisease 105(5) e199-201
    7. Hideki Ito · Akihiko Usui · WataruUchida · Masato Mutsuga Usefulnessof lymphography and computed tomography for detecting the site of chyleleakage Indian Journal of Thoracic and Cardiovascular Surgery DOI: 10.1007/s12055-018-0735-y
  • 2017年
    1. Hibino M, Abe T, Oshima H2, Narita Y, Mutsuga M, Fujimoto KL, Tokuda Y, Yamana K, Kuroda T, Usui A. Entire Circumferential Reconstruction of the Right Atrium Surrounded by Angiosarcoma.  Ann Thorac Surg. 2017 Jun;103(6):e483-e485.
    2. Abe, Tomonobu; Terazawa, Sachie; Ito, Hideki; Tokuda, Yoshiyuki; Fujimoto, Kazuro; Mutsuga, Masato; Narita, Yuji; Oshima, Hideki; Usui, Akihiko Clinical outcomes and quality of life after surgery for dilated ascending aorta at the time of aortic valve replacement; wrapping versus graft replacement. Nagoya J Med Sci. 2017 Nov; 79(4): 443–451.
    3. Hibino M, Mutsuga M, Oshima H, Narita Y, Abe T, Fujimoto K, Tokuda Y, Usui A. total Arch Replacement Using Manufactured Frozen Elephant Trunk after Acute Type-A Dissection Repair  Kyobu Geka. 2017 Apr;70(4):281-285.
  • 2016年
    1. Tokuda Y, Oshima H, Narita Y, Abe T, Araki Y, Mutsuga M, Fujimoto K, Terazawa S, Yagami K, Ito H, Yamamoto K, Komori K, Usui A. Hybrid versus open repair of aortic arch aneurysms: comparison of postoperative and mid-term outcomes with a propensity score-matching analysis. Eur J Cardiothorac Surg. 2016;49(1):149-56.
    2. Tokuda Y, Oshima H, Narita Y, Abe T, Mutsuga M, Fujimoto K, Terazawa S, Ito H, Hibino M, Uchida W, Komori K, Usui A. Extended total arch replacement via the L-incision approach: single-stage repair for extensive aneurysms of the aortic arch. Interact Cardiovasc Thorac Surg 2016; 22(6); 750-5
    3. Suenaga H, Usui A, Mutsuga M, Oshima H, Abe T, Narita Y, Fujimoto K, Tokuda Y. The changes of aortic diameter after aortic repair with aortic tailoring technique for chronic type B aortic dissection. Eur J Cardiothorac Surg. 2016 pii: ezw240. [Epub ahead of print]
    4. Hibino M, Oshima H, Narita Y, Abe T, Mutsuga M, Fujimoto KL, Tokuda Y, Terazawa S, Ito H, Usui A. Early and Late Outcomes of Thoracic Aortic Surgery in Hemodialysis Patients. Ann Thorac Surg. 2016;102(4):1282-8.
    5. Oshima H, Tokuda Y, Araki Y, Ishii H, Murohara T, Ozaki Y, Usui A. Predictors of early graft failure after coronary artery bypass grafting for chronic total occlusion. Interact Cardiovasc Thorac Surg. 2016;23(1):142-9.
    6. Harada K, Shibata R, Ouchi N, Tokuda Y, Funakubo H, Suzuki M, Kataoka T, Nagao T, Okumura S, Shinoda N, Kato B, Sakai S4, Kato M, Marui N, Ishii H, Amano T, Matsubara T, Murohara T. Increased expression of the adipocytokine omentin in the epicardial adipose tissue of coronary artery disease patients.  Atherosclerosis. 2016 Aug;251:299-304
    7. Yamamoto K, Komori K, Narita H, Morimae H, Tokuda Y, Araki Y, Oshima H, Usui A. A 'through-and-through bowing technique' for antegrade thoracic endovascular aneurysm repair with total arch debranching: a technical note and the initial results. Eur J Cardiothorac Surg. 2016 Apr;49(4):1264-9.
  • 2015年
    1. Araki Y, Usui A, Oshima H, Abe T, Fujimoto K, Mutsuga M, Tokuda Y, Terazawa S, Yagami K, Ito H. Impact of the intraoperative use of fibrinogen concentrate for hypofibrinogenemia during thoracic aortic surgery. Nagoya J Med Sci. 2015;77(1-2):265-73.
    2. Okada N, Oshima H, Narita Y, Abe T, Araki Y, Mutsuga M, Fujimoto KL, Tokuda Y, Usui A. Impact of Surgical Stroke on the Early and Late Outcomes After Thoracic Aortic Operations. Ann Thorac Surg. 2015;99(6):2017-23.
    3. Abe T, Oshima H, Narita Y, Araki Y, Mutsuga M, Fujimoto K, Tokuda Y, Terazawa S, Yagami K, Usui A. Influence of the characteristics of Japanese patients on the long-term outcomes after aortic valve replacement: results of a microsimulation. Gen Thorac Cardiovasc Surg. 2015;63(5):260-6
  • 2013年
    1. Tokuda Y, Oshima H, Araki Y, Narita Y, Mutsuga M, Kato K, Usui A. Detection of thoracic aortic prosthetic graft infection with 18F-fluorodeoxyglucose positron emission tomography/computed tomography. Eur J Cardiothorac Surg. 2013;43(6):1183-7.
    2. Tokuda Y, Miyata H, Motomura N, Araki Y, Oshima H, Usui A, Takamoto S; Japan Adult Cardiovascular Database Organization.. Outcome of pericardiectomy for constrictive pericarditis in Japan: a nationwide outcome study. Ann Thorac Surg. 2013;96(2):571-6.
  • 2012年
    1. Usui A, Miyata H, Ueda Y, Motomura N, Takamoto S. Risk-adjusted and Case-matched Comparative Study Based on the Japan Adult Cardiovascular Surgery Database between Antegrade and Retrograde Cerebral Perfusion in Aortic Arch Surgery. Gen Thorac Cardiovasc Surg. 2012 Mar;60(3):132-9.
    2. Fujimoto KL, Tobita K, Guan J, Hashizume R, Takanari K, Alfieri CM, Yutzey KE, Wagner WR. Placement of an elastic biodegradable cardiac patch on a subacute infarcted heart leads to cellularization with early developmental cardiomyocyte characteristics.J Card Fail. 2012 Jul;18(7):585-95.
  • 2011年
    1. Fujimoto KL, Clause KC, Liu LJ, Tinney JP, Verma S, Wagner WR, Keller BB, Tobita K.Engineered fetal cardiac graft preserves its cardiomyocyte proliferation within postinfarcted myocardium and sustains cardiac function.Tissue Eng Part A. 2011 Mar;17(5-6):585-96
  • 2010年
    1. Suzuki S, Usui A, Yoshida K, Matsuura A, Ichihara T, Ueda Y. Effect of cardiopulmonary bypass on cancer prognosis. Asian Cardiovasc Thorac Ann. 2010;18(6):536-40.
    2. Mutsuga M, Narita Y, Araki Y, Maekawa A, Oshima H, Usui A, Ueda Y. Spinal cord protection during a thoracoabdominal aortic repair for a chronic type B aortic dissection using the aortic tailoring strategy. Interact Cardiovasc Thorac Surg. 2010;11(1):15-9.
  • 2009年
    1. Fujimoto KL, Ma Z, Nelson DM, Hashizume R, Guan J, Tobita K, Wagner WR.Synthesis, characterization and therapeutic efficacy of a biodegradable, thermoresponsive hydrogel designed for application in chronic infarcted myocardium.Biomaterials. 2009 Sep;30(26):4357-68. doi: 10.1016/j.biomaterials.2009.04.055. Epub 2009 May 31.
    2. Fujimoto KL, Miki T, Liu LJ, Hashizume R, Strom SC, Wagner WR, Keller BB, Tobita K.Naive rat amnion-derived cell transplantation improved left ventricular function and reduced myocardial scar of postinfarcted heart. Cell Transplant. 2009;18(4):477-86. doi: 10.3727/096368909788809785.
    3. Mutsuga M, Narita Y, Yamawaki A, Satake M, Kaneko H, Suematsu Y, Usui A, Ueda Y. A new strategy for prevention of anastomotic stricture using tacrolimus-eluting biodegradable nanofiber. J Thorac Cardiovasc Surg. 2009;137(3):703-9.
  • 2008年
    1. Yoshiyuki Tokuda, Min-Ho Song, Hideki Oshima, Akihiko Usui, Yuichi Ueda: Predicting Midterm Coronary Artery Bypass Graft Failure by Intraoperative Transit Time Flow Measurement. The Annals of thoracic surgery 08/2008; 86(2):532-6.
  • 2007年
    1. Usui A, Ueda Y. Arch first technique under deep hypothermic circulatory arrest with retrograde cerebral perfusion. Multimed Man Cardiothorac Surg. 2007;2007(102)
    2. Fujimoto KL, Tobita K, Merryman WD, Guan J, Momoi N, Stolz DB, Sacks MS, Keller BB, Wagner WR.An elastic, biodegradable cardiac patch induces contractile smooth muscle and improves cardiac remodeling and function in subacute myocardial infarction. J Am Coll Cardiol. 2007 Jun 12;49(23):2292-300. Epub 2007 May 25.
    3. Fujimoto KL, Guan J, Oshima H, Sakai T, Wagner WR.In vivo evaluation of a porous, elastic, biodegradable patch for reconstructive cardiac procedures. Ann Thorac Surg. 2007 Feb;83(2):648-54.
    4. Yoshiyuki Tokuda, Min-Ho Song, Norifumi Mabuchi, Akihiko Usui, Yuichi Ueda: Right Ventricular End-Diastolic Volume in the Postoperative Care of Cardiac Surgery Patients. Circulation Journal 09/2007; 71(9):1408-1411., DOI:10.1253/circj.71.1408
    5. Yoshiyuki Tokuda, Min-Ho Song, Yuichi Ueda, Akihiko Usui, Toshiaki Akita: Predicting Early Coronary Artery Bypass Graft Failure by Intraoperative Transit Time Flow Measurement. The Annals of thoracic surgery 01/2008; 84(6):1928-33., DOI:10.1016/j.athoracsur.2007.07.040
    6. Yoshiyuki Tokuda, Min-Ho Song, Yuichi Ueda, Akihiko Usui, Toshiaki Akita, Shigeru Yoneyama, Shigeru Maruyama: Three-dimensional numerical simulation of blood flow in the aortic arch during cardiopulmonary bypass. European Journal of Cardio-Thoracic Surgery 03/2008; 33(2):164-7., DOI:10.1016/j.ejcts.2007.11.021
  • 2006年
    1. Yoshiyuki Tokuda, Peter W Grant, Hugh D Wolfenden, Con Manganas, William J Lyon, John S K Murala: Levosimendan for patients with impaired left ventricular function undergoing cardiac surgery. Interactive Cardiovascular and Thoracic Surgery 06/2006; 5(3):322-6., DOI:10.1510/icvts.2005.122390

心臓外科を志す若手医師の先生へ  

名古屋大学では22の関連施設と協力して、心臓外科を志す若手医師の方々に心臓血管外科専門医教育を行っています。心臓血管外科専門医を取得するためには最低50例の術者経験とともに多くの臨床経験を必要とします。名古屋大学には関連施設を含め年間約3000例の心臓・大血管手術総数があり、若手外科医に十分な臨床経験を提供できる基盤があります。  
私たちは卒後約10年間を卒後研究期間と考えています。2年間の初期臨床研修後、心臓外科臨床研修は卒後3年目以降に開始します。卒後4年目までに外科系研修を行い、外科専門医受験資格が得られるように関連施設と協力してカリキュラム調整を行っています。3年目以降の心臓外科修練は初期臨床研修病院で行うことが一般的ですが、経験症例数に応じて複数の施設への異動も考慮しています。  
心臓外科臨床研修は卒後4年次以降に本格化します。この期間は心臓手術数の多い大規模施設で研修を行う事を基本とし、卒後7、8年目までに心臓血管外科専門医取得が可能な手術数を経験できるように指導します。  
私たちは大学院教育を卒後教育期間の一環と位置づけ、心臓血管外科専門医実地修練に準拠した臨床指導およびacademic supportを行っています。原則として卒後6、7年目に社会人大学院生として大学院に入学し、1年間以上の臨床研修を医学部附属病院で行います。附属病院では、補助人工心臓・心臓移植などの重症心不全の外科治療、および大動脈外科治療を中心に研修します。臨床研究、全国学会発表、論文作成を行い、4年間で心臓血管外科専門医取得に必要な業績をあげるとともに、学位論文相応の研究を指導します。  
私たちは卒後約10年間で外科専門医、心臓血管外科専門医、医学博士を取得することを目標とし、心臓血管外科に関する卒後臨床教育を行っています。 また、新専門医制度に対応できるように、柔軟な体制変更を予定しています。

心臓血管外科専門医の詳細は http://cvs.umin.jp/ (日本心臓血管外科専門医認定機構)を参照してください。

外科専門医の詳細は http://www.jssoc.or.jp/procedure/specialist/(日本外科学会ホームページ)を参照してください

教室員の医師のインタビューはこちらhttp://med.nagoya-u.ac/edu/center/interview/araki_doctor.html

キャリアについて少し相談してみたいという先生や医学生の方、あるいは入局を希望される先生は、お気軽に 医局長 藤本和朗(病院講師)  までご連絡ください fujimotokl&yahoo.co.jp(&マークを@に変えて送信してください)

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名古屋大学医学部心臓外科 関連施設一覧

名古屋大学心臓外科学教室の関連施設は以下の通りです

教室は関連病院として、東海地区を中心に多くの心臓血管外科施設を擁しています。成人、小児 双方の臨床経験を積むのに十分な指導医数と手術数がありレベルの高い臨床修練が可能です。重症心不全治療 小切開手術 低侵襲治療 血管内治療などの経験も積むことも可能です。

名古屋大学医学部附属病院 https://www.med.nagoya-u.ac.jp/hospital/departments/cardiac-s/

名古屋医療センター http://www.nnh.go.jp/index.php

一宮市立市民病院 http://www.municipal-hospital.ichinomiya.aichi.jp/

岡崎市民病院 http://www.okazakihospital.jp/

春日井市民病院 http://www.hospital.kasugai.aichi.jp/

公立陶生病院 http://www.tosei.or.jp/

小牧市民病院 http://www.komakihp.gr.jp/

豊橋市民病院 http://www.municipal-hospital.toyohashi.aichi.jp/

中京病院 http://www.chukyo-hosp.jp/

名古屋掖済会病院  http://nagoya-ekisaikaihosp.jp/

名古屋第一赤十字病院  http://www.nagoya-1st.jrc.or.jp/

名古屋第二赤十字病院  http://www.nagoya2.jrc.or.jp/

名城病院  http://www.meijohosp.jp/

岐阜県立多治見病院 http://www.tajimi-hospital.jp/

大垣市民病院 http://www.omh.ogaki.gifu.jp/

静岡済生会総合病院 http://www.siz.saiseikai.or.jp/hosp/

四日市市立四日市病院  http://www.city.yokkaichi.mie.jp/hospital/index.html

厚生連 豊田厚生病院 http://www.toyota.jaaikosei.or.jp/

厚生連 海南病院 http://www.jaaikosei.or.jp/kainan/

あいち小児保健医療総合センター http://www.achmc.pref.aichi.jp/

トヨタ記念病院 http://www.toyota-mh.jp/

総合大雄会病院  http://www.daiyukai.or.jp/daiyukai/organization/medical_treatment/general_hospital.php