研究について

胸部領域

胸部領域における画像診断と研究を幅広くおこなっています。最新のX線CTやMRI、PET/CTを駆使し、肺腫瘍、びまん性肺疾患、縦隔疾患、心臓疾患など多岐にわたる疾患の迅速な診断を行い、読影レポートを記載しています。患者さんのニーズに即した治療法を提供するために、週に1回開催される呼吸器内科・呼吸器外科との合同カンファレンスに積極的に参加し、最適な治療法を共に討議しています。研究面では、CTやPET/CTなどの3次元画像をコンピュータ解析し、肺機能や治療効果を客観的指標として評価するコンピュータ支援診断の研究を行い、機器メーカーと共同開発しています。さらに、AIを研究手法に取り入れ、より精度の高い診断方法の開発に取り組んでいます。

これまでに開発したCAD・AI

肺結節の形態分類CAD, Comput Med Imaging graph 2006 & 2008

3次元CTによる肺結節の自動体積測定, Acad Radiol 2009, Radiology 2018

肺葉の自動分割・体積測定, Interact Cardiovasc Thorac Surg 2013

脊椎の3次元CTの経時差分による骨病変検出, PLoS One 2017

胸壁並行断面CT, PLoS One 2017

胸部単純X線画像における個人識別AI, RSNA 2018

仮想Thin-section CT画像生成AI, Sci Rep 2023

肺結節の所見文作成AI, PLoS One 2024

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