大学院教育Master & Doctoral Course

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「Premium Lecture(基盤医学特論)」

概要

Premium lectureは本研究科から出た特に優れた研究成果を中心に発表と議論の場を設け、特に研究者同士の生の情報交換、共同研究の促進、若手研究者への刺激となることを目的にします。研究を実際に行った若手研究者あるいは直接指導した若手研究者に講演を依頼します。また、幅広い共同研究のコアとなる研究手法を持たれるシニア教員にも依頼します。年6回程度のペースで開催し、本キャンパスの学術的文化醸成の一助となることを期待したいと思います。そのために、若手研究者有志から成るPremium lecture実行委員会が演者をノミネーションし、会を主催します。

lectureは基盤医学特論を兼ねます。また、lectureの後には演者あるいは参加者同士の直接の情報交換のためのCaféを用意いたします。

第7回 大脳の発生過程において細胞の離脱を制御する分子機構/創薬を目指した心不全シグナル研究~臨床教室からの創薬研究~

日時:2018年9月20日(木) 午後5時から午後6時半

場所:鶴友会館2階 大会議室

第7回 チラシ

演題:大脳の発生過程において細胞の離脱を制御する分子機構川口准教授.tif

講師:名古屋大学大学院医学系研究科細胞生物学 川口 綾乃 准教授

内容:未分化な神経前駆細胞から生じた細胞が移動開始し脳組織をつくりだす仕組みについて、最近の研究をご紹介します。

演題:創薬を目指した心不全シグナル研究~臨床教室からの創薬研究~竹藤助教.jpg

講師:名古屋大学大学院医学系研究科循環器内科学 竹藤 幹人 助教 

内容:心不全は心臓のポンプ機能が低下する予後不良な病気です。Gタンパク質を軸とした心不全シグナル研究について紹介します。

第6回 試験管で作る下垂体/統合失調症の分子病態研究の発展とこれからの道ー統合失調症発祥関連分子DISC1から学んだことー

日時:2018年7月12日(木) 午後5時から午後6時半

場所:鶴友会館2階 大会議室

第6回 チラシ

演題:試験管で作る下垂体須賀英隆講師.jpg

講師:名古屋大学大学院医学系研究科糖尿病・内分泌内科学 須賀 英隆 講師

内容:ES細胞やiPS細胞を用いた視床下部・下垂体系の分化法樹立や、臨床応用に向けた取り組みをお話します。

演題:統合失調症の分子病態研究の発展とこれからの道 -統合失調症発症関連分子DISC1から学んだこと-坪井大輔特任助教.tif

講師:名古屋大学大学院医学系研究科神経情報薬理学 坪井 大輔 特任助教

内容:統合失調症は重篤な精神疾患です。有力な発症脆弱性分子であるDISC1の分子病態や今後の分子病態研究について紹介します。

第5回 分子の機能解析からアプローチする、神経変性疾患の病態解明と治療法開発/がんと線維化疾患の共通性を探る

日時:2018 年 5 月  18日(金) 午後 5 時から午後 6 時半
場所:鶴友会館2階 大会議室

石垣先生.jpg

第5回 チラシ

演題:分子の機能解析からアプローチする、神経変性疾患の病態解明と治療法開発

講師:名古屋大学大学院医学系研究科神経内科・難治性神経疾患治療学 石 垣 診 祐 寄附講座助教

内容:神経変性疾患に関連する分子の機能を明らかにし、病態解明と治療法開発に発展させる試みについて

ご紹介します。

演題:がんと線維化疾患の共通性を探る

講師:名古屋大学大学院医学系研究科腫瘍病理学 榎 本 篤 准教授

榎本先生.jpg

内容:循内、消内、呼内、腎内、血内、外科、整形、化療部等との先生方との共同研究で思いもよらぬ結

果がでていますのでご紹介します。

第4回 環境ストレスから生命を守る体温調節神経回路メカニズム

講師:名古屋大学大学院医学系研究科 統合生理学 中村 和弘 教授

日時:2018 年 3 月 9 日(金) 午後 5 時から午後 6 時半

場所:鶴友会館2階 大会議室  

内容:
20180309puremium lecture_nakamura.jpg体温の調節は動物の生命維持に必須であり、その制御は脳の神経回路が担う。私達は、皮膚で感知した環境温度情報を脳の体温調節中枢(視索前野)へ伝達し、体温調節指令を視索前野から末梢効果器へ伝達する神経回路を解明した。この体温調節の回路は感染性発熱や心理ストレス性体温上昇にも機能する。また、飢餓時に代謝を低下させる生存本能にも機能することを解明した。本 lecture では、私達が解明した体温調節の中枢神経回路を紹介し、この神経回路が環境ストレスを生き抜くためにも機能するメカニズムを解説する。

第4回チラシ

第3回 網羅的遺伝子解析に基づく血液悪性疾患の原因遺伝子同定/脳機能を制御するシグナル経路

日時:2018年 1 月5日(金) 午後 5 時から午後 6 時半
場所:鶴友会館2階 大会議室
第3回チラシ

演題:網羅的遺伝子解析に基づく血液悪性疾患の原因遺伝子同定20180105TKR_Premium Lecture_okuno.jpg

講師:名古屋大学医学部附属病院  先端医療・臨床研究支援センター 奥 野 友 介 特任講師

内容:
次世代シーケンス解析に基づく血液悪性疾患の原因伝子解明について、いくつかの実例を基に紹介します。

演題:脳機能を制御するシグナル経路20180105TKR_Premium Lecture_nagai.jpg

講師:名古屋大学大学院医学系研究科 医療薬学・薬剤部 永井 拓 准教授

内容:
講演では、人が生きていく過程で欠かすことのできない記憶や情動などの脳機能を制御するシグナル伝達経路に関して得られた知見を紹介します。

第2回 がん細胞のエピゲノム解読とその制御

講師:腫瘍生物学 近藤 豊 教授

日時:2017 年 10 月 31 日(火) 午後 5 時から午後 6 時半

場所: 鶴友会館2階 大会議室

内容:
Premium_Lecture_171031.jpgがんの進展過程では未分化な細胞の増生や、他の細胞系列への分化転換が治療抵抗性細胞を生みだすが、その背景には、多彩なエピゲノムによるがん細胞の制御が考えられている。私たちの研究室では、これまでがん細胞のエピゲノムについて解析を行ってきた。特に最近、遺伝子特異的にエピゲノムを誘導する分子として長鎖非翻訳RNA (lncRNA)に着目し、がん細胞の維持に関わる新たなlncRNAを同定するとともに、それを標的とした核酸化合物の有効性を示した。今回は現在注目しているがん細胞のエピゲノム機構から、将来の診断・治療に向けた応用までについて述べたい

第2回チラシ

第1回 免疫ゲノム解析による抗腫瘍免疫応答の本態解明

講師:分子細胞免疫学 西川 博嘉 教授

日時:2017 年 8 月 16 日(水) 午後 5 時から午後 6 時半

場所: 医学部基礎研究棟 第 1 講義室

内容:Premium_Lecture_170816.png
1世紀程前にW. Coleyが免疫応答により悪性腫瘍が退縮することを見いだしてから、がん免疫研究はup and downを繰り返しながら発展を遂げてきた。近年の免疫チェックポイント阻害剤の臨床導入により、がん免疫分野は新たな局面を迎えている。しかし、免疫チェックポイント阻害剤単剤で臨床効果が認められる患者は限定的であるため、抗腫瘍免疫応答の本態を明らかにし、レスポンダーを識別するバイオマーカーの同定および効果的ながん免疫療法の開発が緊喫の課題である。本lectureでは、我々が現在進めている個々のがん患者の免疫系及びがん細胞側の多様性に基づく解析から抗腫瘍免疫応答の本態について議論したい。

第1回チラシ