「Premium Lecture(基盤医学特論)」 - 授業案内 - 大学院教育 | 名古屋大学大学院医学系研究科・医学部医学科

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「Premium Lecture(基盤医学特論)」

概要

Premium lectureは本研究科から出た特に優れた研究成果を中心に発表と議論の場を設け、特に研究者同士の生の情報交換、共同研究の促進、若手研究者への刺激となることを目的にします。研究を実際に行った若手研究者あるいは直接指導した若手研究者に講演を依頼します。また、幅広い共同研究のコアとなる研究手法を持たれるシニア教員にも依頼します。年6回程度のペースで開催し、本キャンパスの学術的文化醸成の一助となることを期待したいと思います。そのために、若手研究者有志から成るPremium lecture実行委員会が演者をノミネーションし、会を主催します。

lectureは基盤医学特論を兼ねます。また、lectureの後には演者あるいは参加者同士の直接の情報交換のためのCaféを用意いたします。

2020年9月以降、オンラインで開講される「プレミアムレクチャー」の出席確認は、NUCTの小テストへの回答をもって行います。
Starting from September 2020, attendance of  “Premium Lecture” will be checked by answering quiz on NUCT.
以下のページを確認して下さい。Please Check below.

【重要】オンライン授業におけるNUCTを用いた出席確認方法(特徴あるプログラム・プレミアムレクチャー)/The instruction of checking your attendance of online courses (TOKUPRO・Premium Lecture ) on NUCT

第16回 新規がん免疫療法の開発に向けた基礎および臨床研究/稀少難病研究から解き明かす皮膚バリア機能

日時: 2020年9月23日(水) 午後5時から午後6時半 

場所: オンライン講義(Zoom)

第16回 チラシ 

演題:新規がん免疫療法の開発に向けた基礎および臨床研究杉山先生.jpg

講師:分子細胞免疫学 杉 山 大 介 特任助教

内容:がん免疫療法が著しく発展している中で、今回は最適な免疫療法の開発を目的とした基礎および臨床研究について紹介します。

演題:稀少難病研究から解き明かす皮膚バリア機能武市先生.jpg

講師:皮膚科 武 市 拓 也 講師

内容:指定難病である先天性魚鱗癬についての研究成果から得られた、皮膚バリア機能形成メカニズムの新知見を紹介します。

*講義開始時間までに事前登録をして下さい。Zoomの事前登録URLは前週金曜日に学務課よりメールで送信される通知を確認して下さい。
This lecture requires registration. Please register in advance by the start time of the lecture.
The URL for class registration of this lecture will be announced by the e-mail “
med-allTKR&TPRO Lectures scheduled coming week” sent on Friday of the previous week.

出席は NUCT を用いて行います。NUCT へ入力するキーワードは講義中にお知らせします。
Attendance is checked through NUCT. The keyword for NUCT will be provided during class time.

 

第16回 新規がん免疫療法の開発に向けた基礎および臨床研究/稀少難病研究から解き明かす皮膚バリア機能

日時: 2020年3月5日(木) 午後5時から午後6時半 ※開催中止となりました※

場所: 鶴友会館2階 大会議室


演題:新規がん免疫療法の開発に向けた基礎および臨床研究杉山先生.jpg

講師:分子細胞免疫学 杉 山 大 介 特任助教

内容:がん免疫療法が著しく発展している中で、今回は最適な免疫療法の開発を目的とした基礎および臨床研究について紹介します。

演題:稀少難病研究から解き明かす皮膚バリア機能武市先生.jpg

講師:皮膚科 武 市 拓 也 講師

内容:指定難病である先天性魚鱗癬についての研究成果から得られた、皮膚バリア機能形成メカニズムの新知見を紹介します。

第15回 5D細胞ダイナミクス研究センターにおける各種研究への取組みと今後の生命医科学研究への展望

日時:2020年1月30日(木)午後5時から午後7時

場所:鶴友会館2階 大会議室

第15回 チラシ

講師:国立研究開発法人科学技術振興機構 研究開発戦略センターフェロー 辻 真博 様

   株式会社ヘルスケアイノベーション 代表取締役 宮田 満 様

   名古屋大学大学院医学系研究科分子細胞免疫学 西川 博嘉 教授

   名古屋大学大学院医学系研究科システム生物学 島村 徹平 教授

   名古屋大学大学院医学系研究科分子細胞免疫学 日野原 邦彦 特任准教授

近年のシークエンス技術、各種オミクス技術、イメージング技術、および AI などの計算科学の進展に伴い、生命をシステムとして理解し、その動態を定量的に可視化、数理モデル化することが不可能ではない目標となりつつある。これを達成するためには、時空間情報を伴い、かつ定量的な分子・細胞の相互作用ネットワークの解明が必須であり、モデルから予測した分子の挙動とオミクス解析やイメージングによる計測によるデータを照合し、評価するというサイクルを回すことが重要である。これは一つの研究分野だけで達成できるものではなく、オミクス、イメージング、医学、工学、分子生物学、 物理学、数理科学などの様々な関連分野の研究者が有機的に連携し、融合するアンダーワンルーフ型の研究推進体制を形成することが必要不可欠である。名古屋大学大学院医学系研究科では、2020年(令和2年)、ウェットラボとドライラボの緊密な連携により運営する医学・情報学融合解析研究拠点として、5D細胞ダイナミクス研究センターを設立した。本講演では、本センターにおける各種研究への取組みを紹介するとともに、政府・産業界の方にもご講演いただき、一細胞研究の国内動向や将来展望について概説する。

第14回 光で明らかにするグリアの機能/Illuminate the function of glial cells

日時:2019年11月20日(水)午後5時から午後6時半

場所:鶴友会館2階 大会議室

第14回 チラシ

演題:光で明らかにするグリアの機能

講師:分子細胞学 和氣 弘明 教授 和気先生.tif

内容:高次脳機能に伴う神経・グリア細胞集団の活動が2光子顕微鏡をはじめとした新規光学技術によって検出されるようになり、高次脳機能の発現に必要な機能的要素が明らかとなってきた。私たちは2光子励起レーザー顕微鏡によって、動物を生きたままで中枢神経系の神経・グリア細胞の構造・機能を可視化し、グリアの新規生理機能を解き明かしてきた。本日はこれらの研究成果を紹介します。

Premium Lecture Plus+ スーパー分子をつくる:無限の可能性と異分野融合のチカラ

日時:2019年 9月 5日(木)午後5時から午後6時半

場所:医学部基礎研究棟 第4講義室

Premium Lecture plus チラシ伊丹拠点長.tif

演題:スーパー分子をつくる:無限の可能性と異分野融合のチカラ

講師:名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所 伊 丹 健 一 郎 拠点長・教授 

内容:私は、分子のチカラを信じています。この地球上には実に多くの「問題」があります。エネルギー問題、食糧問題、環境問題、医療問題などなどです。私が信じているのは、それらの問題の多くに対して「分子で答えを出す」ことができるということです。私の研究のゴールは、問題を解決するような画期的な機能をもつ分子や構造的に美しい分子(美しい分子には機能が宿る!)を開発し、世に送り出すことです。また、これは一つの研究分野にとどまっていては決して実現できるものではなく、異分野融合が鍵となります。本講演では、名大ITbMやERATOを舞台にした異分野融合から出てきたスーパー分子について紹介します。特に最近のトピックスとして、カーボンナノベルトやワープド・ナノグラフェンといった新しい炭素のカタチの世界初の合成や、ITbMで展開している合成化学と植物科学や時間生物学(体内時計)の融合研究について紹介したいと思います。Be unique! Go crazy!

第13回 Dystrophic endballの形成機構脳腫瘍におけるゲノム異常とエピゲノム異常のクロストーク

日時:2019年 9月 4日(水)午後5時から午後6時半

場所:鶴友会館2階 大会議室

第13回 チラシ

演題:Dystrophic endballの形成機構坂元助教.jpg

講師:生物化学講座分子生物学/神経疾患・腫瘍分子医学研究センター・機能再生医学分野 

   坂元 一真 助教 

内容:100年以上前にCajalによって見出された、再生不能軸索に特異的な異常球状構造であるDystrophic endballの形成機構について紹介します。

演題:脳腫瘍におけるゲノム異常とエピゲノム異常のクロストーク

講師:脳神経外科 夏目 敦至 准教授 夏目准教授.png

内容:多様な低悪性度グリオーマが3型分類できることを報告して以来(Suzuki, Aoki, Natsume et al. Nat Genet. 2015)、新しいエンハンサー、異常なヒストン修飾による転写機構とその治療標的を紹介します。

 

第12回 探針エレクトロスプレーイオン化タンデム質量分析(PESI/MS/MS)による生きているマウスの in vivo リアルタイム・メタボライト分析法の構築/エピジェネティック因子によるがん細胞の多様性創出機構

日時:2019年 7月11日(木)午後5時から午後6時半

場所:鶴友会館2階 大会議室

第12回 チラシ

演題:探針エレクトロスプレーイオン化タンデム質量分析(PESI/MS/MS)による生きているマウスの in vivo リアルタイム・メタボライト分析法の構築財津先生.jpg

講師:名古屋大学高等研究院 法医・生命倫理学 財津 桂 准教授

内容:低侵襲サンプリングと直接分析が可能なPESI/MS/MSによる「生きているマウス」のリアルタイム・メタボライト分析法について紹介します。

演題:エピジェネティック因子によるがん細胞の多様性創出機構日野原先生.jpg

講師:最先端国際研究ユニット 免疫学 日野原 邦彦 特任准教授

内容:がんの効果的な治療のために腫瘍内不均一性の創出機構が注目されています。そのような細胞間のばらつきを制御するエピジェネティックなメカニズムについて紹介します。

第11回 消化器内視鏡から覗き見る、基礎・臨床・社会医学研究

日時:2019年5月9日(木)午後5時から午後6時半

場所:医学部基礎研究棟 第4講義室

第11回 チラシ

演題:消化器内視鏡から覗き見る、基礎・臨床・社会医学研究藤城先生.jpg

講師:消化器内科学 藤城 光弘 教授

内容:1950年に日本で開発された胃カメラにより、ヒトの消化管内観察が可能となり、胃カメラ→ファイバースコープ→電子スコープへの技術革新に伴い、現在では、消化器内視鏡を用いて、観察のみならず、組織採取、さらには治療も行われるようになっている。演者が携わってきた、消化器内視鏡を用いた基礎・臨床・社会医学研究を紹介することで、消化器内視鏡分野における今後の研究の方向性を共に模索してみたい。

第10回 多光子顕微鏡が解き明かす生体内での細胞動態・細胞間ネットワーク/膵前癌病変の癌化機構

日時:2019年 3月15日(金)午後5時から午後6時半

場所:鶴友会館2階 大会議室

第10回 チラシ古橋先生.jpg

演題:多光子顕微鏡が解き明かす生体内での細胞動態・細胞間ネットワーク

講師:腎臓内科 古 橋 和 拡 特任助教

内容:生体内での細胞活動を評価するための多光子顕微鏡イメージング技術を紹介します。

演題:膵前癌病変の癌化機構

講師:腫瘍外科 山 口 淳 平 助教山口先生.jpg

内容:膵自然発癌マウスモデルを用いた膵前癌病変の悪性転化機構を解明する研究について紹介します。

第9回 ゲノムコピー数変異(CNV)解析に基づいた精神疾患の病態研究/近赤外光線免疫療法:メカニズム、応用、展望

日時:2019年 1月10日(木) 午後5時から午後6時半

場所:鶴友会館2階 大会議室

第9回 チラシ

演題:ゲノムコピー数変異(CNV)解析に基づいた精神疾患の病態研究久島 特任助教.jpg

講師:名古屋大学高等研究院/精神医学 久島 周 特任助教

内容:精神疾患の発症にゲノムコピー数変異(CNV)が強く関与することが明らかになりつつあります。CNVを起点とした病態研究について紹介します。

演題:近赤外光線免疫療法:メカニズム、応用、展望

講師:名古屋大学高等研究院/呼吸器内科 佐藤 和秀 Selected-YLC特任助教

内容:近赤外光線免疫療法は数年以内の臨床導出が期待されます。本治療の紹介と現状、メカニズム、応用展開について述べさせていただきます。佐藤和秀 特任助教.tif

第8回 胃癌転移を制御するための標的分子同定/データサイエンスとAIで迫るオミクス研究の新時代

日時:2018年11月21日(水) 午後5時から午後6時半

場所:鶴友会館2階 大会議室

第8回 チラシ

演題:胃癌転移を制御するための標的分子同定神田助教.jpg

講師:名古屋大学大学院医学系研究科消化器外科学 神田 光郎 助教

内容:胃癌の多様な転移形式の背景にある分子生物学的機序を紐解くことで、 新たな診断・治療開発を目指しています。


演題:データサイエンスとAIで迫るオミクス研究の新時代島村特任准教授.jpg

講師:名古屋大学大学院医学系研究科システム生物学 島村 徹平 特任准教授

内容:近年注目されるデータサイエンスや AI を用いたオミクス研究について最新の研究事例を交えてご紹介します。

 

第7回 大脳の発生過程において細胞の離脱を制御する分子機構/創薬を目指した心不全シグナル研究~臨床教室からの創薬研究~

日時:2018年9月20日(木) 午後5時から午後6時半

場所:鶴友会館2階 大会議室

第7回 チラシ

演題:大脳の発生過程において細胞の離脱を制御する分子機構川口准教授.tif

講師:名古屋大学大学院医学系研究科細胞生物学 川口 綾乃 准教授

内容:未分化な神経前駆細胞から生じた細胞が移動開始し脳組織をつくりだす仕組みについて、最近の研究をご紹介します。

演題:創薬を目指した心不全シグナル研究~臨床教室からの創薬研究~竹藤助教.jpg

講師:名古屋大学大学院医学系研究科循環器内科学 竹藤 幹人 助教 

内容:心不全は心臓のポンプ機能が低下する予後不良な病気です。Gタンパク質を軸とした心不全シグナル研究について紹介します。

第6回 試験管で作る下垂体/統合失調症の分子病態研究の発展とこれからの道ー統合失調症発祥関連分子DISC1から学んだことー

日時:2018年7月12日(木) 午後5時から午後6時半

場所:鶴友会館2階 大会議室

第6回 チラシ

演題:試験管で作る下垂体須賀英隆講師.jpg

講師:名古屋大学大学院医学系研究科糖尿病・内分泌内科学 須賀 英隆 講師

内容:ES細胞やiPS細胞を用いた視床下部・下垂体系の分化法樹立や、臨床応用に向けた取り組みをお話します。

演題:統合失調症の分子病態研究の発展とこれからの道 -統合失調症発症関連分子DISC1から学んだこと-坪井大輔特任助教.tif

講師:名古屋大学大学院医学系研究科神経情報薬理学 坪井 大輔 特任助教

内容:統合失調症は重篤な精神疾患です。有力な発症脆弱性分子であるDISC1の分子病態や今後の分子病態研究について紹介します。

第5回 分子の機能解析からアプローチする、神経変性疾患の病態解明と治療法開発/がんと線維化疾患の共通性を探る

日時:2018 年 5 月  18日(金) 午後 5 時から午後 6 時半
場所:鶴友会館2階 大会議室

石垣先生.jpg

第5回 チラシ

演題:分子の機能解析からアプローチする、神経変性疾患の病態解明と治療法開発

講師:名古屋大学大学院医学系研究科神経内科・難治性神経疾患治療学 石 垣 診 祐 寄附講座助教

内容:神経変性疾患に関連する分子の機能を明らかにし、病態解明と治療法開発に発展させる試みについて

ご紹介します。

演題:がんと線維化疾患の共通性を探る

講師:名古屋大学大学院医学系研究科腫瘍病理学 榎 本 篤 准教授

榎本先生.jpg

内容:循内、消内、呼内、腎内、血内、外科、整形、化療部等との先生方との共同研究で思いもよらぬ結

果がでていますのでご紹介します。

第4回 環境ストレスから生命を守る体温調節神経回路メカニズム

講師:名古屋大学大学院医学系研究科 統合生理学 中村 和弘 教授

日時:2018 年 3 月 9 日(金) 午後 5 時から午後 6 時半

場所:鶴友会館2階 大会議室  

内容:
20180309puremium lecture_nakamura.jpg体温の調節は動物の生命維持に必須であり、その制御は脳の神経回路が担う。私達は、皮膚で感知した環境温度情報を脳の体温調節中枢(視索前野)へ伝達し、体温調節指令を視索前野から末梢効果器へ伝達する神経回路を解明した。この体温調節の回路は感染性発熱や心理ストレス性体温上昇にも機能する。また、飢餓時に代謝を低下させる生存本能にも機能することを解明した。本 lecture では、私達が解明した体温調節の中枢神経回路を紹介し、この神経回路が環境ストレスを生き抜くためにも機能するメカニズムを解説する。

第4回チラシ

第3回 網羅的遺伝子解析に基づく血液悪性疾患の原因遺伝子同定/脳機能を制御するシグナル経路

日時:2018年 1 月5日(金) 午後 5 時から午後 6 時半
場所:鶴友会館2階 大会議室
第3回チラシ

演題:網羅的遺伝子解析に基づく血液悪性疾患の原因遺伝子同定20180105TKR_Premium Lecture_okuno.jpg

講師:名古屋大学医学部附属病院  先端医療・臨床研究支援センター 奥 野 友 介 特任講師

内容:
次世代シーケンス解析に基づく血液悪性疾患の原因伝子解明について、いくつかの実例を基に紹介します。

演題:脳機能を制御するシグナル経路20180105TKR_Premium Lecture_nagai.jpg

講師:名古屋大学大学院医学系研究科 医療薬学・薬剤部 永井 拓 准教授

内容:
講演では、人が生きていく過程で欠かすことのできない記憶や情動などの脳機能を制御するシグナル伝達経路に関して得られた知見を紹介します。

第2回 がん細胞のエピゲノム解読とその制御

講師:腫瘍生物学 近藤 豊 教授

日時:2017 年 10 月 31 日(火) 午後 5 時から午後 6 時半

場所: 鶴友会館2階 大会議室

内容:
Premium_Lecture_171031.jpgがんの進展過程では未分化な細胞の増生や、他の細胞系列への分化転換が治療抵抗性細胞を生みだすが、その背景には、多彩なエピゲノムによるがん細胞の制御が考えられている。私たちの研究室では、これまでがん細胞のエピゲノムについて解析を行ってきた。特に最近、遺伝子特異的にエピゲノムを誘導する分子として長鎖非翻訳RNA (lncRNA)に着目し、がん細胞の維持に関わる新たなlncRNAを同定するとともに、それを標的とした核酸化合物の有効性を示した。今回は現在注目しているがん細胞のエピゲノム機構から、将来の診断・治療に向けた応用までについて述べたい

第2回チラシ

第1回 免疫ゲノム解析による抗腫瘍免疫応答の本態解明

講師:分子細胞免疫学 西川 博嘉 教授

日時:2017 年 8 月 16 日(水) 午後 5 時から午後 6 時半

場所: 医学部基礎研究棟 第 1 講義室

内容:Premium_Lecture_170816.png
1世紀程前にW. Coleyが免疫応答により悪性腫瘍が退縮することを見いだしてから、がん免疫研究はup and downを繰り返しながら発展を遂げてきた。近年の免疫チェックポイント阻害剤の臨床導入により、がん免疫分野は新たな局面を迎えている。しかし、免疫チェックポイント阻害剤単剤で臨床効果が認められる患者は限定的であるため、抗腫瘍免疫応答の本態を明らかにし、レスポンダーを識別するバイオマーカーの同定および効果的ながん免疫療法の開発が緊喫の課題である。本lectureでは、我々が現在進めている個々のがん患者の免疫系及びがん細胞側の多様性に基づく解析から抗腫瘍免疫応答の本態について議論したい。

第1回チラシ