骨塩定量検査

●骨塩定量検査とは骨の中に含まれる、カルシュウム、リン、マグネシウムなどミネラル分の総量(骨塩量)を定量的か つ高精度に測定する検査です。
 骨粗鬆症による骨折の予防および診断や薬剤による骨量減少の診断などのため、骨密度の変化を測定します。

●当院では、X線吸収法(DEXA法)を用いた、X線骨密度測定装置を使用しています。

●検査部位:全身骨・腰椎・大腿骨頚部・前腕骨

●測定項目 :
 骨面積、骨塩量(BMC)・骨密度(BMD)・骨密度がピーク時の相対値(PR、YAM、T-score)
 同年代と比較した標準偏差(AM、Z-score)
 *その他、全身骨検査では、脂肪量、筋肉量など算出することができます。

検査を受けられる方へ

・測定部位に金具(カイロ、金具がついた下着など)がある場合は外してください。

・妊娠中または可能性のある方はお申し出ください。

・下記の項目に該当する方は正確な測定ができない可能性があるため、検査前にスタッフにお申し出ください。
 ⋆取り外しができない金属がある(インプラント、手術によるクリップなど)
 ⋆1週間以内にMRIやCT検査で造影剤を使用した
 ⋆1週間以内にバリウムなど、胃や腸の検査をした
 ⋆1ヶ月以内にアイソトープ検査をした
 ⋆骨折の既往がある

 

  装置名 特徴
第15撮影室 Discovery A (HOLOGIC社) DEXA法