海外協定

海外の教育機関・医療機関と協定を結んでいます。

海外協定一覧

国際的広域学術連携

国際共同教育アライアンスGAME

本学医学部は、さらなる医学への発展に貢献するため、世界との協働を強く推し進めています。名古屋大学と香港中文大学(香港)、高麗大学校(韓国)、モナッシュ大学(オーストラリア)、ミュンヘン大学(ドイツ)、エラスムス・ロッテルダム大学(オランダ)、ボローニャ大学(イタリア)、ノッティンガム大学(イギリス)の8つの世界の大学医学部が共同で国際学術アライアンス(GAME−Global Alliance of Medical Excellence)を設立しました。

世界を代表する大学とともに、研究、医療、教育などあらゆる分野において、新たな成果を生み出し、世界からの刺激とともに、日本の素晴らしい未来に向けた医学の発展を目指します。

GAME

病院連携(国際病院連携 タイバンコク病院)

世界では新しい医療の時代が訪れようとしています。ヨーロッパやアメリカはもちろん、アジアにおいては、国境をまたぐような国際的な病院グループが誕生し、医療は世界との協働へと動き出しています。病院ネットワークが世界中で発達し、患者の移送や医療情報の提供などがオンラインで行われるようになりました。

また、医療の質と患者安全のため、国際的な病院機能評価が行われる時代となり、世界の病院はさらなる医療の向上へ向けて発展し続けています。そのような状況において、本学と本学附属病院は、アジア随一の規模を誇る病院ネットワークを保持するタイバンコク病院と提携しました。これまで、相互の人材交流を始め、患者の紹介や移送など多くの実績を残しています。

また、学生を初め、本学に所属する構成員のアジアでの不測の事態に備えるためバンコク病院との関係強化を図っています。

タイバンコク病院紹介

1972年創立のバンコク病院グループは、タイ国内に29病院、近隣諸国に2病院を有する東南アジア最大・最高水準の私立病院グループです。世界的に名高い医師、最先端の技術、そして優秀な看護スタッフが最高レベルの医療サービスを提供しています。

バンコク国際病院

バンコク国際病院のビジョンは、すべての文化から来た方々に快適で心地よい環境を作り出すことです。熱心で献身的なインターナショナルチームは、皆様のニーズにお応えできるよう尽力しています。26の言語に対応し、すべての患者が満足できる体制を整えています。

ジャパン・メディカルサービス(JMS)はバンコク国際病院内にある、日本人専門のジャパン・メディカルサービス(JMS)で、31年前に日本の医大を卒業したタイ人医師チームが設立した、最も歴史ある日本人向け医療サービスです。日本の医大を卒業したタイ人医師と日本人医師そして日本人看護師の健康相談員やメンタルヘルスアドバイザーが常駐しています。

病院名 バンコク国際病院(バンコク・ドゥシット・メディカリ・サービシーズ グループ)
所在地(JMS) Soi Soonvijai 7 New Petchburi Road Bangkapi Huay Khwang Bangkok 10310
開設年月 1972年2月26日
責任者 Chatree Duangnet
病床数 550 床
受付時間 月曜日 ~ 金曜日 7時 ~ 17時
休診日 土曜日・日曜日

本学招聘教員 バンコク病院日本人コーディネーター 則竹淳先生

本学とバンコク病院の架け橋となっているのが、本学卒業生であり、バンコク病院日本人医療コーディネーターを務める則竹淳先生です。同院では、言葉の通じない異国の地タイであっても日本人が安心して最高の医療サポートを受けられるような体制が整っており、年間約23万人の外国人患者を160か国以上から受け入れています。

また、則竹先生は、日本企業のタイへの進出を支援するToyo Business Service株式会社の顧問を務めており、日本では基礎研究でのバックグラウンドを活かし、癌のサポーティブケアの分野でご活躍されています。

国内でスポーツ選手だった則竹先生は一転アメリカに渡り、その後は名古屋大学大学院で修士号並びに博士号を取得しました。その後は、基礎生物研究所の助教として、神経医学の分野で多くの業績を残されました。現在は、同病院の日本人医療コーディネーターとして、日本人患者のために手厚い支援をされています。現在まで8年に渡ってタイと日本の医療の架け橋としてご尽力されており、医療分野での日本と東南アジアの違い、タイならではの医療ツーリズムといった特別な医療事情を熟知した専門家としてご活躍されています。

(則竹先生ご経歴)

水泳、水上スキー選手として大学を卒業するも、けがをきっかけにスポーツ医学を志し先進地アメリカへ渡る。University of Massachusetts、Boston Universityにて医学を学び、卒業後は名古屋大学大学院医学研究科の貝淵弘三教授のもとで細胞間接着の制御機構をテーマに博士(医学)を取得。その後、長寿医療研究センター研究員(日本学術振興会PD)、生理学研究所助教として脳神経科学の研究生活を送ったのち、2013年より現職であるタイのBangkok Hospitalにて上級医療コーディネーターとして勤務。世界160ヶ国以上から年間約25万人の外国人患者を受け入れている同院にて、日本人が安心して最高の医療サポートを受けることができる体制づくりに尽力する一方、日本大使館をはじめ日本政府およびタイ政府機関と連携し、皇室、総理・閣僚が東南アジアに外遊した際の緊急医療対策チームのメンバーも務める。2020年7月より東北大学特任教授を併任。”

国際シンポジウム

研究、教育に関する国際シンポジウムを開催しています。本学は、海外大学と積極的に学術交流が行えるよう国際学術アライアンスに参加しています。持ち回りで、国際シンポジウムを行い、各参加大学より著名な研究者を多く招聘して研究発表会を行ったり、また、ポスターセッションなど研究者が情報交換できる機会を設け、国際共同研究への橋渡しになれるよう期待しています。

研究拠点形成

RENKEI 日英大学間連携プログラム

名古屋大学は、日英のトップ大学が集い、国際共同研究を創出するためのバートナーシップに参加しています。政府や産業界、民間非営利団体も協力し、加速化するグローバル社会の中で課題解決に貢献できるよう連携しています。

RENKEI

保健学科連携

医学科と保健学科では、合同で英語による講義を行ったり、また、両学科からの学生が合同で医学英語プログラムに参加するなど連携を行っております。両学科を含む学部全体で国際教育を発展させ、医療業界で加速するグローバル化において活躍できる人材を育成するため協力を進めています。

プログラム横断連携

学内の他プログラムと横断的に連携し、国際イベントや講義の企画を行っています。異なるプログラム同士の連携により相乗効果を促し、プログラム間の連携を強め交流の活発化と発展を期待しています。

MIRAI 日本・スウェーデン国際学術コンソーシアム

2015年、東京で開催された日本・スウェーデン学長サミットをきっかけに、スウェーデンと日本の国際的な学術的関係強化を図り、そして国際共同研究を推進し、若手研究者の育成や相互の交流と研究力向上を目的として、様々な事業を行っています。

名古屋大学は設立時からの主要メンバーとして重要な役割を果たし、これまでも様々な分野で横断的に貢献し、両国間の関係強化に尽力してきました。医療系分野の事業においては、本学医学部では国際連携室特任准教授のブランコ・アレクシッチ先生が代表して様々な取り組みを行っており、スウェーデンから参加する大学の医学部との連携を深めています。

  • Swedish Universities
  • University of Gothenburg (coordinating University)
  • Linköping University
  • Lund University
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  • Luleå University of Technology
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  • Nagoya University (coordinating University)
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  • Kyushu University
  • The University of Tokyo
  • Tohoku University
  • Waseda University