高校生向け説明会

本学医学部への入学を志す高校生向けに、本学が行っている国際医学教育に関する特別な説明会を行っています。

本学医学部入学を視野に入れ、入学するまでにどのような準備が必要か、入学後はどのような講義が受けられるのか、どうしたら留学できるのかなど直接ご質問ください。

世界で活躍できる国際医療系人材育成を目指し、早い段階から学生の国際意識を芽生えさせ、その準備を促すことで、世界を常に意識した学生生活を送ることができるよう、そして将来的に世界で活躍できるよう、学生たちに多くの情報提供や様々な支援を行っています。

国際的視野の開発

4年生を対象に学生の国際的視野の開発を目指した特別選択講義を行っています。この講義では、国内外より教員を招聘し、学生の国際的志向を促すとともに、教員のロールモデルを示し、明確な目標を持たせることを目標としています。

また、留学生を招聘し、留学生との英語のディスカッションを行い、英語の能力の向上を図るとともに、多文化との接触による新たな価値観の創出を図っています。

基礎医学英語

学年全体に対して医学英語講義を行っています。講義内容は学年によって異なりますが、これまで医学英語を学んでいない学生も対象とする場合は、非常に基礎的な内容、医学英語単語の覚え方などについて講義を行っています。

またこの講義では、外国人留学生を招待して、その国の医療を紹介してもらったり、質問や医療システムに関するディスカッションを通して、お互いの国の理解を深め、国際的な価値観の創出を促すことを目的としています。

選択医学英語

1年生から5年生を通じて、外国人教員による医学英語講義を行っています。医師である外国人教員は、その豊富な知識を活かし、基礎的な内容から、臨床に至る応用的な内容を網羅し、医学を英語で学ぶ機会を提供しています。

学生は、この講義を通して系統的に医学を英語で学ぶことが可能であり、また、自身のカリキュラムに沿った内容にて進行するため、無理なく英語で知識を得ることが可能であります。

(担当教員)Itzel BUSTOS VILLALOBOS 特任講師(小児科医師)

臨床模擬訓練(PALSセッション)

小児救急分野の英語によるシミュレーション教育を行っています。フィラデルフィア子供病院に在籍する本学卒業生西崎彰先生の指導の下、遠隔にてシミュレーター(Sim Baby)を操作し、小児救急に関するシミュレーションを行っています。

外国では頻繁に行われているシミュレーターを使用した非常に実践的なトレーニングであり、学生は、医学英語で身につけた知識を実践にて使用する訓練を行うことが可能です。

派遣前研修

名古屋大学医学部では、海外臨床実習を目的とした派遣留学プログラム参加者を対象に、特別な研修を行っております。

海外派遣された学生が海外の医療機関で研修に参加するとき、日本と大きく異なる海外の臨床環境の中で少しでも早く適応することが必要不可欠です。そこで、本学では留学予定者を対象に専門的な研修プログラムを提供しています。

海外で臨床研修して帰国した先生や、現在海外在住で医師として活躍している先生方を講師としてお招きし、基礎からそれぞれの専門分野に至る幅広い研修内容にて実施しています。これらの研修は土曜日に行われ、すべて英語にて実施されます。

また、留学から帰国したばかりの学生が同じ研修に参加して、下級生を支援するなどの体制が整っています。