診療科・部門

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皮膚科 科長：秋山　真志（教授）

皮膚に関する問題はすべてが守備範囲

皮膚に現れた症状や変化はすべて皮膚科医の守備範囲です。たとえそれが全身性疾患により発症したものであっても、皮膚に関しては当科が治療にあたっています。


診療体制

一般外来：月～金曜日。皮膚腫瘍外来：月午後、火、水、金曜日。膠原病外来：月、木曜日。魚鱗癬・遺伝性角化異常症外来：水曜日。炎症性角化症・膿疱性乾癬外来：火曜日。（いずれも初診）

対象疾患

皮膚癌（悪性黒色腫、有棘細胞癌、乳房外Paget病、血管肉腫など）、膠原病（エリテマトーデス、皮膚筋炎、強皮症、シェーグレン症候群など）、遺伝性皮膚疾患（角化異常症・魚鱗癬、表皮水疱症）、炎症性角化症（膿疱性乾癬など）、アトピー性皮膚炎、じんま疹、その他皮膚疾患一般。

得意分野

皮膚癌の診断と手術、抗がん剤や免疫チェックポイント阻害薬などの全身治療、集学的治療。治験治療、がん遺伝子パネル検査を用いた個別化医療、先進医療。膠原病の診断と治療。遺伝性皮膚疾患の遺伝子診断。アトピー性皮膚炎の発症因子（フィラグリン遺伝子変異）や膿疱性乾癬の発症因子（IL36RN遺伝子変異）の検索。

診療実績

皮膚腫瘍の手術件数は年間350件程度。抗がん剤治療は30名以上が通院中。がん遺伝子パネル検査は累計20症例以上。エリテマトーデス、皮膚筋炎、強皮症などの膠原病患者が200名以上通院中。難治性遺伝性皮膚疾患の遺伝子診断は累積300例。

専門外来

皮膚腫瘍、膠原病、魚鱗癬・遺伝性角化異常症外来、炎症性角化症・膿疱性乾癬、皮膚科一般。

先進医療・研究

皮膚悪性腫瘍のがん遺伝子パネル検査を用いた先進医療や、多施設共同の治験。フィラグリン遺伝子変異の検索によるアトピー性皮膚炎のテーラーメイド医療。さまざまな自己抗体の膠原病発症に果たす役割の研究や、診断用自己抗体の測定キットの開発。難治性遺伝性皮膚疾患（魚鱗癬、炎症性角化症・膿疱性乾癬、表皮水疱症）の遺伝子診断、出生前診断。