病院概要

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病院長あいさつ

koderabyoincho_hp.jpg名古屋大学医学部附属病院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

名古屋大学医学部附属病院は、1871(明治4)年、名古屋藩評定所跡に設置された公立の仮病院をその起源とします。以来、地域の皆さまのご理解とご支援のもと着実に発展を遂げ、現在は地域の先頭を走る中核病院として世界水準の医療提供に努めています。

当院は昨年2月、国立大学病院では初めて国際医療施設評価認証機関(JCI)の認証を取得しました。これは医療の質と患者安全が世界水準にあることが国際的に証明されたもので、全国の病院に先駆け、職員一丸となって医療安全の向上を目指してきた努力が結実したものと考えます。一方で、JCI認証では取得後も改善の取り組みが求め続けられます。Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)のサイクルを回して、医療安全向上の取り組みを持続させることが重要です。今後も患者さんに安心して医療を受けていただける病院を目指して、日常的に改善を重ねていきます。

当院は、臨床研究中核病院として日本初の新たな医療開発を主導する役割も担っており、現在は院内機関の先端医療開発部先端医療・臨床研究支援センターが中心となって、優れた研究シーズの発掘と研究者支援に取り組んでいます。ただ、これまでセンターを積極的に利用して医師主導治験や臨床研究を進めることができたのは、一部の診療科に限られることもありました。今後はすべての診療科の臨床医がセンターの研究支援体制を認知し、臨床研究に活用することで、あらゆる研究分野でコアとなる人材が育つ環境を整備していきます。加えて、論文数を増やし、大学全体の研究力をさらに向上させるため、医学系研究科と連携し、基礎研究の成果を臨床の開発まで活かす横断的な研究を進めてまいります。
さらに、現在進めているスマートホスピタル構想では、より良い医療を効率的に提供しようと医療機器のIoT化などを積極的に推進しています。日頃から質の高い診療を行い、多様な情報を網羅したデータを蓄積することで臨床研究の活用につなげ、患者さんや社会へ還元できると期待しています。

本年4月、国立大学法人岐阜大学と国立大学法人名古屋大学が統合し、「国立大学法人東海国立大学機構」を設立いたしました。両大学が一法人のもとで手を結び互いの強みを最大限に発揮しようとする取り組みの中で、当院は岐阜大学医学部附属病院との間でカルテ情報の共有を進めています。質の高い診療楕報を広く収集・分析できれば、地域医療の未来を創る責重なデータになると考えています。

最後になりますが、名大病院は今後も患者さんに安全かつ最高水準の医療を提供するべく、スタッフ一同努力する所存です。今後も一層のご支援とご鞭撻をいただければ幸いです。

 

令和2年8月
名古屋大学医学部附属病院長 小寺 泰弘