医療行政学
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OUTLINE
当教室では、ヤング・リーダーズ・プログラム医療行政コース(修士課程)およびアジア諸国の国家中枢人材養成プログラム(博士課程)を担当しています。
ヤング・リーダーズ・プログラムは、文部科学省による奨学金プログラムであり、公衆衛生全般および医療システムに関する講義、医療施設や行政機関等へのサイトビジット、ならびに修士論文の作成から構成されています。プログラムのすべての教育・研究活動は英語で実施され、対象者はアジア諸国の保健省に勤務する医療行政官です。
アジア諸国の国家中枢人材養成プログラムは、名古屋大学による奨学金プログラムで、ヤング・リーダーズ・プログラム医療行政コース修了者のうち、アジア諸国の保健省に勤務する医療行政官を対象としています。あわせて、一般の博士課程学生の受け入れも行っています。
研究室の紹介はホームページ(英語のみ)をご覧下さい(https://www.med.nagoya-u.ac.jp/healthcare_administration/)。
(1)ヤング・リーダーズ・プログラム (Young Leaders' Program)医療行政コース
I. 背景
世界の疾病負荷の90%以上が途上国に集中しており、その国の人々の健康を脅かし、社会を不安定にする要因になる可能性があります。グローバル化の進展に伴い、このような途上国の不安定な状況は、感染症による健康被害をもたらし、日本を含む先進国にも深刻な経済的影響を及ぼす可能性があります。これらの国々の人々の健康状態を改善することは、各々の国の人々にかかる人道的な問題であると同時に、世界全体の経済的かつ政治的な問題でもあるのです。国際社会の一員である日本には支援する義務があります。しかし、途上国では、保健医療や医療分野を効果的に管理・運営できるリーダーが少なく、医学・保健医療分野での支援が十分に行き届いていないケースが多いのが現状です。
II. 目的
名古屋大学大学院医学系研究科に医療行政学YLP修士課程(1年)を設置し、途上国の医療政策立案・実施、医療機関の経営・管理、公衆衛生・予防医学活動において指導的役割を果たす管理者を招聘しています。短期間で医療行政、医療経済、医療統計の知識と技術を習得し、自国の医療や保健行政の優れたアドミニストレーターとなるよう、充実した教育を行います。毎年約10名の学生を受け入れています。
III. 対象国
インドネシア、カザフスタン、カンボジア、キルギス、スリランカ、タイ、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、モンゴル、ラオス、ブータン
VI. 対象者
開発途上国の医療または保健行政を担当し、医療政策、医療機関運営、公衆衛生活動などの経験を2年以上有し、将来的に指導的役割を果たすことが期待される行政官(原則40歳まで)。例えば、中央・地方政府の行政官、地域の病院の管理者、保健・医療政策の意思決定を担うことが期待される若手行政官など。
V. 教育目的
途上国の保健・医療分野の効率性、質、公平性、持続可能性を高めるため、より大きなニーズに対応できる問題解決能力を高め、国際的な医療保険活動や自国の医療政治活動で協力できる国際ネットワークを形成できる人材を育成する。
VI. 学習内容
英語による講義を受け、実習や見学も含めて30単位を取得し、研究論文を作成して提出し、1年後に修士号を取得します。授業では、医学・公衆衛生学の基礎知識や研究方法、日本の保健医療行政の歴史や現状、地域医療や保健政策、環境衛生などの研究課題などを学びます。また、自国の医療政策や医療制度について独自に調査し、研究論文を作成します。
VII. 期待される効果
コース修了者は、帰国後、保健・医療分野のさまざまな課題解決にリーダーシップを発揮することが期待されています。このように、本コースは国民の健康増進と国の発展に貢献し、日本からの支援をより効果的なものにすることができます。また、国際的な人材ネットワークを形成し、世界の保健・医療活動に貢献することができます。
(2)アジア諸国の国家中枢人材養成プログラム特別選抜
I. 目的
アジア諸国の国家中枢人材養成プログラムは、既に修士の学位を有し、博士の学位の取得を希望するアジア諸国の政府幹部又はこれに準ずる人材に対して、本学本邦キャンパスと連携した名古屋大学アジアサテライトキャンパスでの教育及び本邦キャンパスでの短期集中研究活動を組み合わせた質の高い教育により、現職を維持したまま、その経験と知識を深化させることを目的とした博士後期課程プログラムである。
II. 医学系研究科における対象国
カンボジア、モンゴル、ベトナム、ラオス、カザフスタン、キルギス、バングラデシュ、インドネシア、タイ、マレーシア
III. 医学系研究科における対象者
YLP医療行政コース修了者で対象国の保健省に勤務する医療行政官
VI. 応募要項
- 募集期間 2026年5月7日(木)~5月18日(月)
- プログラムの開始 2026年10月
詳細な条件については、下記の「2026年度応募条件」をご参照ください。
OTHER
BIBLIOGRAPHY
教室のホームページのThe Progress in the Past 10 Years
(https://www.med.nagoya-u.ac.jp/healthcare_administration/progress.html)を参照してください。

