論文博士

コロナ禍において、窓口へのご訪問をできる限りお控えいただいています。
学位申請担当者が申請受付等で不在の時間がございますので、ご質問等でお越しになられる場合は、
事前に電話でご連絡ください。
TEL:052-744-2431(内線:2431)

2023年10月4日受理審議該当者から申請方法が変更になりました。

2022年4月6日に「申請要領」が改訂され、碩学泰斗型を除いて、学位に要する論文の受理から3年以内、あるいは博士学位論文提出に必要な研究歴を満たしてから3年以内の学位申請(受理審議)を認めることとする期限が設けられました。

論文博士を希望する方へ

【論文博士を希望される場合の対象者について】
大きく分けて2パターンになります。
・名古屋大学大学院医学系研究科の博士課程4年間を満期退学等した後、休学期間を除く在学年限を通算して年を
 超えているが、引き続き指導教員のもと実験、研究、執筆をした論文があり、論文博士の資格・条件を満たして
 学位申請を希望する者。
・論文博士の資格・条件を満たし、研究生や医員として名古屋大学大学院医学系研究科の教授の指導のもと、
 実験、研究し、執筆した論文で学位取得を希望する者。

【まずはじめに】

「申請書類を提出する前の事前準備について」をよく読み、1.2.について確認をしながら準備を進めてください。
申請書類を提出する前の事前準備について2024.4.25更新

学位論文とする論文のアクセプトや、必要な研究期間のめどが立ちましたら、
論文外国語試験や予備審査(公開発表会)を受けて、申請資格や条件を満たすよう準備を始めてください。

また、それと同時に、研究歴等の要件について問題無いか、大学院係にて確認させていただきます。
その際は、下記の「研究歴等確認表」をメール添付にて大学院係にご提出ください。
研究歴等確認表2024.4.25更新
大学院係(学位担当)宛てに、メールにて「研究歴等確認表」を提出してください。
※「研究歴等確認表」の様式を以下からダウンロードし、氏名、学位論文を提出する予定の分野、
  研究歴、論文外国語試験、予備審査(公開発表会)実施(予定)年月等の (黄色く色付けされたセル)
  入力したファイルをメール添付にてご提出ください。
※メールのタイトルは「依頼:研究歴等の確認(氏名〇〇 〇〇)」としてください。
※大学院係にて詳細を確認し、提出後(大学の実働日で)10日以内に返信します。

TEL 052-744-2431
E-mail phd.med@t.mail.nagoya-u.ac.jp

申請要領

申請要領と専攻名・専門分野について

大学院生を満期退学したのち在学期間を含めて7年を超えたため、課程博士の有効期限が切れて論文博士での申請をされる方は、通常の論文博士とはやや異なりますので、申請要領をよくご確認ください。

学位の申請手続きについて

※2018(H30)年4月の受理審議該当者より、学位論文は、PubMedのMEDLINE、かつ、Web of Science (WOS)のSCIEに採択されている雑誌に掲載の論文のみ
 とします。
※2018(H30)年4月の受理審議該当者から予備審査方法が変わりました。詳細は下記
◎学位予備審査(公開発表会)【フローチャート・様式】をご覧ください。

■学位論文について■ 
・本研究科の指導教授(教員)の指導のもと、実験・研究して執筆された論文であること。
・学位を申請する主論文がアクセプト済であり、原則として印刷公表済であること。
(ただし、印刷公表未済のものでも、発表機関の受付証明書又は掲載予定証明書添付であれば可とする。アクセプトメールでも問題ありません。)
・また、学位を申請する主論文については、当該申請者がファーストオーサーでありかつ著者の所属に必ず名古屋大学大学院医学系研究科の所属であることが明記
 されていること。

・2018(H30)年4月の受理審議該当者から、学位論文(主論文)は、PubMedのMEDLINE、かつ、Web of Science (WOS)のSCIEに採択されている
 雑誌に掲載の論文のみとします。

 PubMedのMEDLINEに登録されている雑誌の論文(PMCでの登録雑誌は認められていません。)
 Web of ScienceのSCIE登録されている雑誌の論文(ESCIでの登録雑誌は認められていません。)
・筆頭著者が複数の場合は「同意書(兼 誓約書)」の提出が必要となります。
★指導教員と十分に相談の上、論文を投稿する際には留意してください。

学位予備審査(公開発表会)【フローチャート・様式】

学位審査日程の学位申請書類の提出期限の(大学の休日を除いた)実働日で10日前までには、学位予備審査(公開発表会)を終えるように計画してくだい。
※「学位予備審査(公開発表会)委員候補者名簿」の提出期限は原則、各月第2週目の金曜日です。
 提出された名簿により、毎月最終週の火曜日に大学院教育委員会にて学位予備審査委員が3名選任されます。
 結果は公示用の様式の送付と共に2~3日でお知らせします。
 必要事項を入力した公示の様式を大学院係にご提出いただき、HPで2週間以上公示後、学位予備審査(公開発表会)を実施していただきます。
※大学院教育委員会は4月と7月は開催されません。また教授の先生方の諸事情により開催日が変更となる場合がございます。
 日程に余裕のない方は、事前に日程についてお問い合わせください。

学位予備審査(公開発表会)の公示について

学位予備審査(公開発表会)開催公示日はこちら (学内専用サイト)

論文外国語試験について

当HPの「院生へのお知らせ」からもご確認いただけます。

申請の日程と概要について

受理審議当日は指導教員(原則:教授)の医学系研究科委員会へのご出席が必須となるため、申請書類を作成する前に、指導教員(原則:教授)の
スケジュールを確認し、指導教員(原則:教授)のご予定とご自身の申請の予定が合う日程で計画を立ててください。
概要では申請の流れを確認できます。

受理審議に向けての学位申請書類の提出について

学位申請書類の作成と提出について

①研究歴や申請資格について「申請書類を提出する前の事前準備について」および 「研究歴等確認表」 にてご確認を終え、
 日程表を参考に受理審議へご出席いただく指導教員(原則:教授)のご予定およびご自身の提出計画に合う日程が決まりましたら、
 提出期限までにメール添付で、学位申請書類のデータファイルを大学院係へ提出するための準備をしてください。
②受理審議の行われる教授会は8月以外毎月ございます。
③学位申請全体の流れについては、上記に掲載されている「学位申請の概要 論文博士」をあわせてご確認ください。
④作成書類はこのページの最下欄に「記入例」と「様式」がありますので、ダウンロードの上、 入力してご作成ください。
⑤日程表の各日程の「学位申請書類メール添付データファイル提出期限」までに準備した下欄のチェックリスト
【メール添付データファイル提出用】に載っている書類を整えてメール添付で申請してください。
⑥自署・押印の必要な書類について、この時点では自署・押印は不要です。
⑦メール添付にてご提出いただきます学位申請書類のデータファイルを大学院係にてチェックして、修正箇所や不足書類について
 ご連絡致します。
⑧大学院係からの返信をもとに、追加・修正等した書類に、自署・押印等を受けた学位申請書類を期日までに
【正式提出用】の提出方法に従い、データファイルおよび原本で正式提出してください。
⑨申請手続きにおいて、チェックリストは2種類ございます。各申請書類提出時に、チェックリストも添えてご提出ください。

(学位申請書類提出についてのお問い合わせおよび提出先はこちら)

TEL 052-744-2431
E-mail phd.med@t.mail.nagoya-u.ac.jp

「同意書(兼 誓約書)」について

2019年6月5日に「申請要領」が改定され、2019年10月2日受理審議該当者から、複数の筆頭著者となる場合「同意書(兼 誓約書)」
提出
が必要となりました。
筆頭著者が複数の場合、筆頭著者に係る「同意書(兼 誓約書)」を提出し、当該学位申請受理審議前の大学院教育委員会にて筆頭著者として
認めて良いかを別途審議します。

学位申請者の氏名が1番最初に書かれていても複数の筆頭著者の場合は提出が必要です。

同意書(兼 誓約書)には
 ・筆頭共著者
 ・責任著者
それぞれの押印が必要です。(外国人は押印箇所へのサインで可とする。)

ただし、同じ「同意書(兼 誓約書)」の用紙への押印(サイン)が困難な著者が居る場合(海外など)は、別の「同意書(兼 誓約書)」の
用紙への押印(サイン)を依頼して、最終的に合わせて全員分が揃うようにご準備ください。

また、押印(サイン)された「同意書(兼 誓約書)」の原紙のご提出が困難な場合は、押印(サイン)された「同意書(兼 誓約書)」を
PDFにして印刷したものでのご提出も可とします。

様式:同意書(兼 誓約書)(日) ※複数の筆頭著者の場合のみ

主論文の要旨について

「主論文の要旨」は、生協印刷部に校正を依頼しレイアウトが整ったPDFをご提出できるようご準備ください。
(申請者自身が、作成したPDFでは申請できません。
 生協印刷部にて作成されますと証明書が発行されますので、証明書もご提出いただきます。


※詳細は、学位申請説明会等で配付している「主論文の要旨 ご依頼方法」(最新版は 青色のチラシ です)を必ず参照してください。
お持ちでない方は、大学院係までお問い合わせください。

(チラシの請求先)

E-mail phd.med@t.mail.nagoya-u.ac.jp
作成の際の注意事項
  1. 生協印刷部で発注した場合に、4~5日程度、校了までに時間を要しますので、時間に余裕をもって発注してください。
  2. 表紙は下欄にあります記入例を参考に、同様の形式で、ご自身によりWordで作成してください。
    注)・表紙の所属専攻名は「総合医学専攻」としてください。
      ・所属講座名、所属分野名については、こちらのHPの申請要領の項目の ※参考 をご参照ください。
      ・戸籍上の氏名に旧字体を使用している場合は、旧字体で作成してください。                                                          ●教授不在の分野から学位申請される場合は、前教授によって決められた代理
    (他分野の教授もしくは准教授を指定していただいています)で作成してください。
  3. 要旨(主論文の要約)の本文は、和文(日本語はフォント:MS明朝、英数字は Times New Roman フォントサイズ10.5)で、
    2000字~3000字(下記、設定(フォントの種類とサイズ および 文字カウント)にて要確認) 要約してください。(目安:A4の用紙で2~3ページ)
    英文(フォントはTimes New Roman 10.5ポイント)で800words~1,200words程度に要約してください。(外国人留学生に限る、日本人学生は日本語で作成)
  4. 緒言、対象および方法、結果、考察、結語(または結論) など、順序立てて作成してください。
    最後は必ず、結論または結語の章を入れてください。
    表紙および図表は文字数の制限外とします。
  5. 用紙サイズ:A4版 縦  (下記、設定(レイアウト)にて要確認)横書き(横38字、縦38行)で作成してください。
  6. 図表は本文を説明するのに必要な分のみを本文の次頁からまとめて載せてください。
    データとしてカラー印刷でないと示すことができない図は、カラーにしてください。
    図表の説明文は英語のままで結構です。日本語に訳す必要はありません。

論文のインターネット公表について(重要)

学位論文はインターネット公表をすることが義務づけられています。
著作権は、各申請者の責任において事前に許諾(確認)を行ってください。(必須)
なお、それに伴い、申請時に主論文(PDFまたはWORD形式のもの)・主論文の要旨(PDF)を提出していただきます。
提出が無いものは、論文の申請を受け付けませんのでご注意ください。

※学位論文のインターネット公開とは、名古屋大学附属図書館でのリポジトリ登録によるインターネット上での公表および国会図書館でも
利用に供されることです。

アクセプトされたジャーナルにおける、オープンアクセスやジャーナルのWeb上での公表を意味するものではありません。
名古屋大学附属図書館でのリポジトリ登録によるインターネット公表および国会図書館でも利用に供されることにあたり、
申請時の段階での 主論文について著作権をご確認の上、別紙6および 公表可否に関する裏付資料(ジャーナルのHPに掲載されている
著作権のページ、ジャーナルからの著作権に関する回答メールなど)をご提出願います。

学位申請をする際の主論文の状態における著作権確認事項(例)

  • 投稿原稿の状態(Wordファイル等)で学位申請する場合
    投稿原稿をPDF化したものについて、名古屋大学附属図書館でのリポジトリ登録によるインターネット上での全文の公表および国会図書館で利用に供することが、良いかどうかの著作権を確認
  • オンライン上でPublishされているなど、Web掲載段階の状態で学位申請する場合
    Web掲載版PDFについて、名古屋大学附属図書館でのリポジトリ登録によるインターネット上での全文の公表および国会図書館で利用に供することが、良いかどうかの著作権を確認
  • 冊子として出版されている場合
    出版版PDFについて、名古屋大学附属図書館でのリポジトリ登録によるインターネット上での全文の 公表および国会図書館で利用に供することが、良いかどうかの著作権を確認

※公表可能な場合
公表可能であることを示す文章(ジャーナルのHPに掲載されている著作権のページ、ジャーナルからの著作権に関する回答メールなど)の
該当部分をマーカーで色付けして別紙6に添付すること。

※公表不可の場合
特定の日以降に公表が可能であるか。その場合、公表可能日はいつか。
公表不可の場合は、公表不可であることを示す文章(ジャーナルのHPに掲載されている著作権のページ、 ジャーナルからの著作権に関する回答メールなど)の
該当部分をマーカーで色付けして別紙6に添付すること。

学位論文に関する情報開示ついて(重要)
Disclosure Statement of Doctoral Thesis

学位申請者は、「学位論文に関する情報開示(別紙8)」の提出が必要です。
★指導教員の自署および認印について★
  学位申請提出書類をメール添付によりデータファイルで大学院係へ提出する時点では不要です。
  学位申請提出書類の正式提出時に指導教員の自署および認印を受けた原本を大学院係へご提出ください。

学位論文は、PubMed誌、かつ、Web of Science (Core Collection)誌に採択されている論文のみとします。
PubMed収載誌とは、MEDLINEに登録されている雑誌を指します。(PMCでの登録雑誌は認められていません。)
Web of Science (Core Collection)収載誌とは、SCIE登録されている雑誌を指します。(ESCIでの登録雑誌は認められていません。)

博士学位論文の剽窃チェックの方法について ※参考※ 
正式提出以降にご提出いただく書類です。
学位申請書類のデータファイルをメール添付により提出する際に、提出する書類ではございません。

学位申請者は、博士学位論文の提出に際し、学位申請者自身、コレスポンディングオーサー及び指導教員の署名した
「博士学位論文の研究公正に係る誓約書」を提出することが義務付けられています。

なお、それに伴い、コレスポンディングオーサーおよび指導教員は、「博士学位論文の研究公正に係る誓約書」の署名に際して、
剽窃チェックシステム(iThenticate)を使用して、博士学位論文の剽窃有無をチェックする必要があります。

※「博士学位論文の研究公正に係る誓約書」については、学位申請書類の正式提出時に、大学院係の窓口にて、詳細や提出書類の様式等
  についてご案内します。
※参考※  iThenticate(論文剽窃チェックツール)の使用について (学内専用ページ)

【様式及び記入例】 Forms and samples 

※「様式」をダウンロードの上、「記入例」を参考に入力・印刷してください。
別紙6のみ手書き可です。
※すべての書類において、英文題目は原著、日本語題目は主論文の要旨と一致させてください
西暦にて作成してください。

記入例 samples

注意事項:「主論文の要旨」の表紙部分の所属名については、現在の名称を記載してください。
特に専攻名について、必ず「総合医学専攻」で記載してください。
以前の名称の 分子総合医学専攻 細胞情報医学専攻 機能構築医学専攻 健康社会医学専攻ではありません。

様式  Forms

申請書類をメール添付にて提出する際は、必ず、該当箇所に✓を入れた、下記「学位申請提出書類チェックリスト」を添えてください。

※自署と押印を除くチェックリストにある全ての書類を完成した状態で、メール添付にて提出して下さい。
(生協印刷部に発注する主論文の要旨も完成版で、また生協印刷部からの証明書のPDFも必要です。)