「がん総合診療部」新設のお知らせ~がん診療・がん支援を戦略的に推進する新たな組織~
【ポイント】
●名古屋大学医学部附属病院に「がん総合診療部」を新設し、成人がんセンター・小児がんセンター・希少がんセンターを設置
●がん診療・がん支援*1を病院全体で統括・マネジメントする新組織
●複数のがん関連拠点事業やセンターを横断的に束ね、病院一体としてのがん診療・支援体制を強化
●院内にとどまらず、地域全体のがん医療・がん支援への貢献を目指す
【概要】
名古屋大学医学部附属病院(病院長:丸山彰一)は、2026年5月1日に「がん総合診療部」(部長:梶山広明 副病院長・教授)を新設し、その下に「成人がんセンター」(新設)、「小児がんセンター」および「希少がんセンター」を設置し、運用を開始しましたので、お知らせします。
当院は、地域がん診療連携拠点病院、小児がん拠点事業、がんゲノム医療拠点病院など、複数の国指定事業を担い、また、希少がん領域においても独自のセンターを設置するなど、年代やがん種を問わず高度ながん医療・がん支援を提供してきました。
一方で、これらの拠点事業やセンターは、それぞれが個別に運営されてきたことから、病院としての一体的な方針決定や、横断的な課題への対応が必ずしも十分ではないという課題がありました。
今回新たに設置した「がん総合診療部」は、成人がんセンター・小児がんセンター・希少がんセンターを統括する組織として、病院全体のがん診療およびがん支援を横断的にマネジメントする役割を担います。
これにより、病院一体として部門横断的な課題に組織的に対応し、がん医療・がん支援を提供する体制を強化していくことで、院内にとどまらず、地域全体の患者さんに、質の高いがん医療・支援を提供できるよう貢献していきます。
【今後の展開】
今後は、がん総合診療部を中心に、各がんセンターおよび関連部署との連携をさらに強化し、がん診療およびがん支援に関する共通課題への組織的対応、ならびに地域への情報発信を推進していきます。
大学病院の中核機能を生かし、地域住民が安心して質の高いがん医療・がん支援を受けられる体制づくりに貢献していきます。
【用語説明】
*1)がん支援:
がん相談、緩和ケア、心理的支援、AYA世代支援、サバイバーシップ支援など、がん患者およびその家族に対する包括的な支援のこと。