病院からのお知らせ

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当院初の脳死肝腎同時移植を実施しました

 日頃より、名古屋大学医学部附属病院に係る報道に関しまして格別の御高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 2022年8月16日に、名古屋大学医学部附属病院の 移植外科 小倉靖弘病院教授の肝移植チーム と 泌尿器科 加藤真史准教授の腎移植チーム において、本院で初めてとなる脳死した方からの臓器提供による肝腎同時移植を実施いたしました(国内での肝腎同時移植40例目)。
 臓器移植を受けられましたレシピエントの術後経過も安定しており、1-2カ月程度の入院加療で退院し、日常生活へ復帰できる見込みです。
 移植医療は専門的な知識や技術が必要であることは言うまでもありませんが、病院全体の総合力が問われる医療です。
 本院では、引き続き最後の砦となる移植治療をはじめ、重症の疾患をもつ患者さんへの治療に努めて参ります。