病院からのお知らせ

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東三河広域連合と介護認定電子審査会システムを共同開発しました

 平成31年3月14日

 このたび名大病院と名大病院発のNPO法人NU-Medイニシアティブ、及び東三河8市町村(豊橋市、豊川市、蒲郡市、新城市、田原市、設楽町、東栄町、豊根村)で構成される東三河広域連合は、多職種情報共有基盤システムを活用し、介護認定審査会を電子化するための「介護認定電子審査会システム」を共同開発しました。

超高齢社会の現在、日本では健康・医療戦略の柱のひとつとして、ICTを活用した健康・医療に関わる仕組みづくりが進められています。このような社会背景を受け、名大病院先端医療開発部の先端医療・臨床研究支援センターでは、多職種情報共有基盤システムやセキュリティ基盤システム等を開発しており、愛知県を中心とした60市町村で活用されています。

今回共同開発した「介護認定電子審査会システム」は、介護認定審査会の効率化を目的とし、介護認定の審査に関する資料の配布や事前審査の実施、審査会前の情報集約を、パソコン・タブレット等を用いて電子上で行うことが可能となりました。東三河広域連合では平成30年4月から運用を行っており、審査会委員の負担軽減や紙代・郵送代などの経費削減など、低コストで効率的な介護認定審査会の運営につながっています。

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▲記念撮影
(左から、水野先端医療開発部先端・臨床研究支援センター長、石黒病院長、野尻東三河広域連合事務局長、加藤同連合介護保険課長)