診療科・部門

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病理部 部長:加留部 謙之輔(教授)

病気の診断に必要不可欠な病理診断を正確に提供する

当院の病理診断センターとして、正確で質の高い病理診断を通じ、安心・安全な医療の提供に努めます。


診療体制

医師14名(教員7名、大学院生6名、研究員1名(うち日本病理学会認定病理専門医8名、日本臨床細胞学会細胞診専門医7名、分子病理専門医6名、死体解剖資格9名))、臨床検査技師11名(うち細胞検査士5名、認定病理検査技師4名)、事務員3名で構成され、病理医と臨床検査技師が連携して質の高い病理診断の提供に努めています。

(令和7年4月現在)

診療内容

病理部では、各診療科から提出された生検材料や手術材料および細胞診材料の標本を作製し病理組織診断、細胞診断を行っています。病理診断は病気の診断に必要不可欠であり、治療方針の決定や予後推定にも重要な検査です。また、不幸にして亡くなられた場合の病理解剖は、病気の全貌を明らかにし、新しい治療開発への重要な手がかりとなります。また2018年2月から「がんゲノム医療拠点病院」として検体管理やデータ管理を化学療法部と連携しながら取り組んでいます。

得意分野

年間約1,000件と多数の術中迅速診断を行っています。術中迅速診断では、手術中に取られた検体を短時間で病理診断することにより、新たな情報を提供し、治療方針の決定に役立てることができます。

診療実績

病理組織診断件数はおおよそ年間約15,000件、細胞診件数は年間約8,000件、病理解剖は年間約20件行っています。他施設で診断された標本のセカンドオピニオン診断も積極的に受け付けています。

先進医療・研究

悪性リンパ腫をはじめとする造血器腫瘍など、特殊な疾患に対して診断および研究を行っています。

認証機関

・国際医療機能評価(Joint Commission International:JCI)

・ISO15189

・日本病理学会認定施設

・日本臨床細胞学会認定施設

・日本臨床細胞学会教育研修施設