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施設使用手順・申請
- 名古屋大学(以下「本学」)の大学教員及び技術職員、本学の指導教員の承認を得た本学大学院学生又は大学院研究生・学部学生又は学部研究生、脳機能などの研究課題を有している本学以外の研究者で本学の受入れ教員の承認を得た方は本施設を利用できます。
- MR装置またはMEG装置使用希望者は「使用申請書」を下記に提出して下さい。申請内容を「脳とこころの研究センター」において審査した後、「使用許可通知書」をお渡し致します。
- MR装置:脳とこころの研究センター 礒田 治夫 isoda@met.nagoya-u.ac.jp
- MEG装置:脳とこころの研究センター 寳珠山 稔 hosiyama@met.nagoya-u.ac.jp
- 検査予約についてのご質問は下記にお願いします。
使用申請書
- 装置使用希望者は下記の名古屋大学設備・機器共有システムから予約して下さい。
- NUESS(https://es.tech.nagoya-u.ac.jp/public/SharingSystem/index.html)
- MR装置:脳とこころの研究センター 小山 修司 koyama@met.nagoya-u.ac.jp
- MEG装置:医学系研究科 リハビリテーション療法学専攻 寳珠山 稔 hosiyama@met.nagoya-u.ac.jp
- 被験者を対象とした装置使用希望者は装置使用申請書を提出する前に、研究課題について生命倫理委員会での承認を得て下さい。なお、生命倫理委員会への申請の前に上記の礒田又は寳珠山にご相談下さい。
- なお、本施設では実験動物を対象とした検査は行いません。
- 装置使用者は、年度及び課題終了後に、「研究成果報告書」を各装置担当者へ提出して下さい。
使用報告書
使用料
単位:円
装置名 | 単位 | 学内者 | 学外者 |
---|---|---|---|
磁気共鳴(MR)装置 | 1時間 | 18,000 | 25,200 |
脳磁場計測装置(MEG) | 1時間 | 15,700 | 20,500 |
ご質問・お問い合わせ
MR及びMEG装置使用申請手続について
大幸キャンパスでは、平成22年度より、教育及び研究用として高磁場磁気共鳴(MR)装置及び脳磁計(MEG)を導入しました。この両装置の活用に当たっては、本研究センター、他部局、学外の研究機関等との共同研究も視野に入れ、幅広く活用していただくとともに脳とこころの統合的研究の推進を目指しています。
是非、多くの皆様に、教育及び研究のためにご使用いただきたいと願っています。
なお、MR及びMEG装置の使用を申請される方は、下記まで問い合わせください。
MRに関するもの
脳とこころの研究センター 礒田 治夫
- メール :isoda@met.nagoya-u.ac.jp
- 電話:052-719-3154
MEGに関するもの
脳とこころの研究センター 寳珠山 稔
- メール:hosiyama@met.nagoya-u.ac.jp
- 電話:052-719-3159
MR、MEGを用いた研究で生命倫理審査申請書に記載を推奨する記述について
「計画書 除外基準」などに記載する内容
MR撮像の除外基準(MR撮像の禁忌)
1) 外科手術及び外傷などに伴う体内・体表の金属(強磁性体の脳動脈瘤クリップ、眼内金属[金属工の職歴]、人工心臓弁、インプラント、磁石を使った義歯、人工関節、内視鏡時のクリップ、骨折治療金属、銃弾、磁石を使った義眼、埋め込み型の鍼など)保持者
2) 体内の電子装置(心臓ペースメーカー、人工内耳、体内自動除細動器、体内神経刺激装置、骨成長刺激装置など)保持者
3) 刺青、永久的なアイラインのある方
4) 閉所恐怖の方
5) 妊娠中または妊娠している可能性がある方
6) ヒートテック等、撮像中に発熱の恐れのある下着の着用
<研究方法>に記載する内容
研究責任者としてのMR撮像時の留意事項
1) 研究責任者として、撮像前に被験者がMR撮像の禁忌でないことを確認する。
2) 撮像前に下記を被検者に説明し、遂行させる。
① 体表や衣服の金属(安全ピン、金属のついた下着、ボディーピアス)を取る。
② 補聴器、眼鏡、入れ歯、時計、ヘアピン、エレキバン、使い捨てカイロ、指輪やアクセサリーを取る。
③ 磁気カードを持たない。
④ カラーコンタクトレンズを取り外す。
⑤ マスカラを始めとするアイメーク、アートネールを落とす。
⑥ ヒートテック等の下着を着用しない。
3) 被検者の耳栓取り付けを手伝う。
計画書 <研究等によって対象者に生じうる危険と不快に対する具体的配慮>
説明書 有害事象・健康被害発生時の対応等に記載する内容
1) 予測できる危険と不利益について以下のようなものが挙げられる。
①体内または体表に金属を持っている場合、発熱や移動による組織損傷の可能性がある。
②体内に電子装置がある場合、誤動作や故障の可能性がある。
③閉所恐怖症の場合、撮像中にパニックに陥る可能性がある。
④磁気カードを保持していた場合、内容が消去される可能性がある。
⑤カラーコンタクトレンズを付けていた場合、角膜損傷の可能性がある。
⑥刺青、アイメーク、アートネールなどをしていた場合、火傷、発熱や違和感の可能性がある。
⑦耳栓が適切に装着されていない場合、聴覚障害や耳鳴の原因となる可能性がある。
⑧研究者や撮像者が誤って撮像室に持ち込んだ磁性体が被検者に衝突し、障害を来す可能性がある。
⑨被験者の体表にケーブルが接触、またはループを形成している場合、火傷の危険性がある。
⑩撮像中、被検者は頭部の体動を禁じられる。
⑪ヒートテック等の下着に温度上昇の可能性がある。
2) これらの有害事象を防ぐため、以下の行為を徹底する。
①被験者がMR撮像の禁忌でないことを確認する。
②撮像前に下記を被検者に説明し、遂行させる。
(ア)体表や衣服の金属(安全ピン、金属のついた下着、ボディーピアス)を取る。
(イ)補聴器、眼鏡、入れ歯、時計、ヘアピン、エレキバン、使い捨てカイロ、指輪やアクセサリーを取る。
(ウ)磁気カードを持たない。
(エ)カラーコンタクトレンズを取り外す。
(オ)マスカラを始めとするアイメーク、アートネールを落とす。
(カ)ヒートテックの下着を着用しない。
③被検者の耳栓取り付けを手伝う。
④研究者や撮像者は撮像室に磁性体を持ち込まない。
⑤被験者の体表にケーブルが接触、またはループを形成しないように留意する。
⑥撮像中、姿勢を保てない方は被検者に含めない。