第14回名古屋大学医学系研究科・生理学研究所合同シンポジウムを開催しました(2024年9月21日)
令和6年9月21日、名古屋大学 鶴舞地区にて、生理学研究所ならびに名古屋大学大学院医学系研究科、環境医学研究所および連携施設から多数の教職員、研究者、学生の参加を得て、第14回名古屋大学医学系研究科・生理学研究所合同シンポジウム(オーガナイザー:生理学研究所 竹村浩昌・古瀬幹夫および名古屋大学 島村徹平・和氣弘明)が開催されました(全参加者74名)。
当日13時より、生理学研究所・鍋倉淳一所長、名古屋大学大学院医学系研究科・木村宏研究科長のご挨拶の後、前半の講演として名古屋大学医学系研究科・島田緑教授による「カルシウムシグナルによるがん細胞の増殖制御」、生理学研究所・西田基弘教授による「硫黄を軸としたレドックス・エネルギー代謝に着目した心臓の頑健性調節」の2題の講演が行われました。引き続き、前半のポスター発表者による一人2分間のフラッシュトークと1時間のポスター討論が行われました。後半は、名古屋大学大学院医学系研究科・深田正紀教授による「シナプス-ナノ構築機構とナノ病態機構の解明」、生理学研究所・佐々木亮教授による「霊長類における柔軟な意思決定の調節機構」の講演が行われました。その後、後半のポスター発表者によるフラッシュトークとそれに続く活発なポスター討論を行うとともに、情報交換会を開催し、お互いの親交をさらに深めました。
講演、ポスター討論のいずれも、医学部生や大学院生、若手研究者など、次世代を担う研究者による活発に議論が行われました。情報交換会も非常に盛り上がりました。
両研究施設における研究交流が一層進み、研究が益々発展することが期待されます。