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2023年12月4日(月)、Young Leaders' Program(YLP)創立20周年記念式典・祝賀会を開催しました

YLPは、文部科学省で実施する留学生受入れ支援制度で、アジア諸国等の指導者として活躍が期待される行政官、経済人等の若手指導者を、日本国内の大学院等に招へいし、1年程度の短期間で学位を授与する留学プログラムです。

名古屋大学大学院医学系研究科では、医療行政学YLP修士課程(1年)を設置し、途上国の医療政策立案・実施、医療機関の経営・管理、公衆衛生・予防医学活動において指導的役割を果たす保健省の医療行政官を招聘しています。インドネシア、カザフスタン、カンボジア、キルギス、タイ、バングラデシュ、ベトナム、マレーシア、モンゴル、ラオス(ウズベキスタン、ミャンマー、アフガニスタンは2023年から停止)から毎年約10名の学生を受け入れ、短期間で医療行政、医療経済、医療統計の知識と技術を習得し、自国の医療保健分野の優れた行政官となるよう、充実した教育プログラムを実施しています。

コース修了者は、現在計15か国、196名にのぼり、修了者は帰国後、各国で医療・保健分野のリーダーとして活躍し、第一期生のブンフェン プンマレイシットさんはラオスの保健大臣をつとめられています。

メルパルク名古屋で行った記念式典・祝賀会には、ブンフェンさんをはじめ、アジア開発銀行社会セクター上級官のアルタントゥーヤ ジグジデスレンさんなど、国内外から88名の卒業生・関係者が集い、20年間の活動を振り返るとともに、和やかな集いの場となりました。

YLPは、人材育成を通じて途上国の保健医療の発展とその国々の人々の健康増進に貢献しており、日本による途上国支援をより効果的に行うための教育プログラムとも言えます。これからも名古屋大学大学院医学系研究科は、国際的な人材ネットワークを形成し、世界の保健・医療活動へ貢献する活動に取り組んでまいります。

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(開会の挨拶をする医療行政学 山本英子教授)

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(挨拶をするラオス保健大臣 ブンフェン プンマレイシット氏)

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(記念式典参加者らとメルパルク名古屋にて)