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第12回全国医学部国際交流協議会「国際交流の再開と安全の確保」オンラインシンポジウム開催のお知らせ

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この度、本学と全国医学部国際交流協議会は合同で第12回全国医学部国際交流協議会「国際交流の再開と安全の確保」をオンラインで開催いたします。

全国医学部国際交流協議会は、全国の医学部や医科大学と連携し、学生や医師の国際交流促進させることを目的として設立されました。本学は同協議会の主要メンバーとして活動を行っております。この度、本学は同協議会と合同で上記シンポジウムを開催いたします。

これまで、全国の医学部や医科大学では国際交流を活発に行い、国際的活動を推進してまいりました。近年、世界のグローバル化は一段と加速しており、医療や医学研究において世界との協働は今後の発展に必要不可欠となっています。医学教育においても、医学英語の導入や英語によるPBLなどが導入され、国際社会に適応できる国際医療系人材の育成が行われてきました。さらに、医学生を中心に海外留学が活発化し、全国の医学部で海外での臨床実習などが広く行われるようになりました。しかし、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により全ての国際交流の中止が余儀なくされました。

外務省による感染症危険情報によれば、海外ほとんど全ての国に対して渡航中止勧告が出され、また、海外からの外国人の入国は厳しく制限されています。それにより、大学からの留学は厳しく制限され、また、留学生の入国もできない状態が続いており、これまで築き挙げてきた国際交流の歴史に危機が訪れています。しかし一方で、オンラインコミュニケーションの技術が飛躍的に進歩し、誰もがパソコンやタブレットなどのデバイスを通じて世界とつながることができるようになりました。渡航の制限解除の見通しは暗いものの、コロナ渦の今、オンラインによる新しい国際交流が今まさに始まろうとしています。しかし一方で、実際に渡航しないと得られない経験もあり、現在ワクチン接種率の向上とともに海外渡航に関する状況が回復に向かいつつある中、状況の変化を十分に考慮し安全を確保した学生交流の再開も望まれています。

今回はこのような現状を踏まえ、国際交流を強く推進する国内外の大学の代表者を招へいし、現状の報告と今後の課題について意見交換を行うため本シンポジウムを開催いたします。今後、国際交流はオンラインなどの新しいプラットフォームと現地での留学の融合となることが想定され、本シンポジウムを通して現状を理解し、今後の発展のためにはどうするべきか、国際交流を推進している大学の先生方と未来の国際交流の発展に向けた有意義な情報交換ができることを期待しています。


  • 日時: 令和3年11月19日 金曜日 13:00 - 17:00
  • 言語: 日本語、英語
  • 参加費: 無料 要事前申込
  • 形式: オンライン開催
  • 参加登録: https://forms.gle/CraoYZcKGVndScj49
  • シンポジスト:

  舘田 一博氏(東邦大学 医学部 微生物・感染症学講座 教授)

  Alice PS Kong氏(香港中文大学 医学部 内分泌薬物治療学 内分泌・糖尿病内科 教授)

  Young Mee Lee氏(高麗大学 医学部 医学教育学 教授)

  Wenke Vonderhagen(ミュンヘン大学 医学部 プロジェクトマネージャー)

改訂版第12回全国医学部国際交流協議会プログラム.pdf

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