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第9回名古屋大学医学系研究科・生理学研究所合同シンポジウムを開催しました(2019年9月28日)

 令和元年9月28日、愛知県岡崎市の生理学研究所にて、生理学研究所の川口泰雄教授、定藤規弘教授と名古屋大学の中村和弘教授のオーガナイズにより、生理学研究所ならびに名古屋大学大学院医学系研究科及び環境医学研究所から多数の教職員、研究者、学生の参加を得て、第9回名古屋大学医学系研究科・生理学研究所合同シンポジウムが開催されました。

 当日13時より、生理学研究所・鍋倉淳一所長、名古屋大学大学院医学系研究科・門松健治研究科長の挨拶の後、前半の講演として名古屋大学医学系研究科・岡島徹也教授による「Notch受容体糖鎖による生体機能の精密制御機構の理解を目指したグライコプロテオミクス研究」、生理学研究所・久保義弘教授による「抗寄生虫剤および抗ヒスタミン剤による、Gタンパク質結合型内向き整流性K+チャネルの機能修飾とその機構」の2題の講演が行われました。引き続き、前半のポスター発表者による一人1分間のフラッシュトークと1時間のポスター討論が行われました。後半は、名古屋大学環境医学研究所・澤田 誠教授による「シングルニューロンの質量イメージングで脳の機能を見る」、生理学研究所・北城圭一教授による「非侵襲脳刺激によるヒトの脳リズム活動の機能解明」の講演が行われました。その後、後半のポスター発表者によるフラッシュトークとそれに続く活発なポスター討論を行うとともに、情報交換会を開催し、お互いの親交をさらに深めました。

 いずれの講演も大変興味深い内容であり、沢山の深い討論が途切れることなく行われました。ポスター討論でも、医学部生や大学院生、若手研究者など、次世代を担う研究者が活発に議論を行っていたのが印象的でした。毎年開催される本シンポジウムは、お互いの研究施設で今どのような研究が進行しているかを知る絶好の機会であり、参加者には大変好評です。また過去9年間開催してきた本シンポジウムと毎年冬に行われる名古屋大学グローバルリトリートを通じて、既に両研究施設の間で複数の共同研究が開始されています。

 両研究施設における研究交流が一層進み、研究が益々発展することが期待されます。

シンポジウム風景.JPG

ポスター風景.JPG