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医学系研究科、創薬科学研究科、環境医学研究所の3部局の交流シンポジウム(第二回)を開催しました(2017年6月16日)

■■■医学系研究科担当/腫瘍病理学准教授・榎本篤からの挨拶■■■

2017年6月16日(金)に東山キャンパス野依記念学術交流館カンファレンスホールにて第二回医薬系3部局交流シンポジウムが開催され、150名程の多くの方に参加いただき、盛会の内に終了しました。本シンポジウムは3部局の共同研究の発展の場として開催されたものであり、今後も定期的に開催される予定となっています。今回は環境医学研究所・群馬大学生体調節研究所合同シンポジウムも同時に開催されました。

第二回となる今回は環境医学研究所(山中宏二所長)の主催で開催され、若手および中堅の研究者による研究発表(5演題)に加え、岐阜薬科大学創薬化学大講座の平山祐先生、群馬大学生体調節研究所の林(高木)朗子先生および福中彩子先生による招待講演が行われました。いずれの発表も他の追随ではないオリジナルな方向性を追求する発表で、講演後の質疑応答も活発でした。各部局の専門的見地からの質問も多く、このような交流シンポジウムの意義が達成されたものと考えられます。

また、ポスターセッションでも46演題のポスターが掲示され、ポスターの前には人の流れが絶えず、興味の高さがうかがえました。

終了後に行われた懇親会(参加者71名)でも熱心に議論が交わされ、その中には共同研究の開始に関する話題もあったと聞いております。

今後、定期的に行われる本シンポジウムをきっかけとして、多くの共同研究が生まれることを期待しています。

最後に今回発表および参加頂いた皆様に心より感謝申し上げます。

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-------------------------当日プログラム---------------------------------------

■日時:6月16日(金) 13:00より
■場所:名古屋大学 野依記念学術交流館 2階 カンファレンスホール
■プログラム

13:00-開会の挨拶:環医研・山中宏二所長

13:05-環医研 神経系分野2・山下貴之先生 「脳内情報の流れを支配する長距離投射ニューロンの機能」
     環医研 病態神経科学・渡邊征爾先生 「オルガネラ連関の破綻からみた運動神経変性メカニズム」

14:00-創薬 細胞分子情報学・蟹江慧先生 「インフォマティクスを活用した機能性ペプチドスクリーニング」 
               CeSPI・創薬 構造生理学・入江克雅先生 「四量体型ナトリウムチャネルの構造機能研究とその応用」

14:55-ポスター観覧・歓談(野依記念学術交流館 1階)

15:30-医学部 呼吸器内科学・佐藤和秀先生 「光を用いた局所がん免疫療法の開発」

15:55-招待講演1
               岐阜薬科大学 創薬化学大講座薬化学研究室・平山祐先生 「生細胞の中にある鉄イオンを検出できる新しい分子」

16:25-招待講演2
               群馬大学 生体調節研究所脳病態制御分野・林(高木)朗子先生 
             「ストレス応答代謝産物を基軸としたハイスループット化合物スクリーニング技術の創出」

               群馬大学 生体調節研究所 分子糖代謝制御分野・福中彩子先生 
            「亜鉛と生活習慣病 〜亜鉛トランスポーターZIP13は脂肪細胞の褐色化を抑制する〜」

17:25-閉会の挨拶:             

シンポジウム終了後 懇親会