附属図書館医学部分館:ミニ展示会 「看護の力」2016年10/20(木)-2017年1/31(火) 開催
10月20日(木)から、2017年1月31日(火)まで、ミニ展示会「看護の力」を医学部図書館で開催します。
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ミニ展示会
「看護の力-医学部史料室所蔵資料に見る看護のあゆみ-」
●開催期間 : 2016年10月20日(木)~2017年1月31日(火)
●会 場 : 名古屋大学附属図書館医学部分館 2階入口ホール
●概要:
「洗練さるべき技術として、また従うべき専門職としての看護は、近代的なものである。しかし実践としての看護は、洞窟に住む人たちの間で、母親が病める子どもの額を小川の水で冷やした、漠とした過去に遡る。」(Aequanimitas / William Osler, 1932)フローレンス・ナイチンゲール(1820-1910)は、クリミア戦争(1853-1856)において、多くの看護婦を率いて、献身的に傷病兵の看護にあたり、わずか数か月で患者の死亡率を半減させました。
この活動は、アンリ・デュナン(1828-1910)の赤十字運動の機運を生んだと言われています。
近代看護を確立させたナイチンゲールの誕生から200年を経て、今日、傷病者の手当てから、大規模災害時の復興支援など、様々な
状況において、看護は、その力を発揮してきました。
「看護の力- 医学部史料室所蔵資料に見る看護のあゆみ -」は、名古屋大学医学部史料室(附属図書館医学部分館4階)に所蔵する史料の中から、看護のあゆみに関連する図書、写真などにより、展示公開します。
企画展期間中に、特別講演会も開催します。
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特別講演会
2016年12月16日(金)
●会 場: 名古屋大学医学部基礎研究棟 1階 会議室2
●時 間:14:00-15:30
●講演題目:結核のロマン化と病気の本質
●講 演 者:福田眞人(名古屋大学大学院国際言語文化研究科教授)
●参 加 費:無料
ポスターはこちらから
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医学部史料室は、医学部図書館の4階にあります。
所蔵史料の一部をデジタル化し、「近代医学の黎明デジタルアーカイブ」としてインターネットにより公開しています。
「近代医学の黎明デジタルアーカイブ」のホームページは、https://www.med.nagoya-u.ac.jp/medlib/history/ です。