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医学系研究科医系研究棟3号館竣工及び鶴舞キャンパス100周年記念式典を挙行しました

大学院医学系研究科は、平成26年11月13日(木)に医系研究棟3号館竣工及び鶴舞キャンパス移転100周年記念式典を医学部附属病院中央診療棟3階講堂において挙行しました。

この式典は、新たに医系研究棟3号館が竣工したこと、医学部の前身である愛知県立医学専門学校及び愛知県立愛知病院が1914(大正3)年に鶴舞キャンパスに移転して100周年を迎えることを記念して開催されたもので、加藤延夫元名古屋大学総長をはじめとして、寺門成真文部科学省高等教育局医学教育課長、森 政之文部科学省大臣官房文教施設企画部計画課整備計画室長のほか、医系研究棟3号館の建設に際しご寄附をいただいた方々や名誉教授、濵口総長、髙橋医学系研究科長などの大学関係者など、約170名が出席しました。

はじめに濵口総長から、続いて髙橋医学系研究科長のあいさつの後、加藤元総長、寺門医学教育課長、森整備計画室長から来賓あいさつがありました。寺門医学教育課長は、「これまで築いてこられた伝統と実績を基に、更に充実した教育・研究環境に取り組まれ、我が国の医学医療の拠点としての役割を果たされると確信しております。」と医学系研究科への期待を述べられました。

その後、門松医学系研究科副研究科長から医系研究棟3号館の施設概要について説明があった後、髙橋 昭名誉教授が名古屋大学医学部の歩みと題して、歴史的な背景を踏まえつつ鶴舞キャンパス移転100周年について説明され、最後に石黒医学部附属病院長から閉会のあいさつがありました。

引き続き行われた医系研究棟3号館の内覧会では、全国有数の規模を誇る大解剖実習室、最新の研究機器を揃えた附属医学教育研究支援センター分析機器部門、先端・先進医療開発の拠点である先端医療・臨床研究支援センターを見学しました。これら3施設の他医系研究棟3号館には、産学連携による研究の促進が期待される寄附講座や産学協同研究講座、研究者間での活発なコミュニケーションを誘発し、知的創造性を育むためのライブラリと呼ばれるスペースが設けられています。地上10階、地下1階建ての建物は、鉄骨鉄筋コンクリート造一部鉄骨造で、延床面積 13,088㎡におよびます。全館LED照明を採用しているほか、外壁面は高断熱・高気密化を図り、南北の窓面には複層ガラスを採用、日射の影響が大きい東西面は、窓面積を小さくし、遮熱フィルムを採用することにより日射遮蔽効果が高められています。

医学系研究科では、医系研究棟3号館が竣工したことにより、これまで以上に充実した研究・教育・学習の環境が整備され、また鶴舞キャンパスへの移転後100年という節目を迎え、今後更なる教育研究の進展や社会貢献への充実が図られることが期待されます。

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来賓あいさつする加藤元名古屋大学総長
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髙橋名誉教授による「鶴舞地区移転百周年の歴史」
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3号館大解剖実習室にて説明をする濵口総長