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新任教授のご紹介(眼科学 西口 康二 教授)

ご挨拶

Ishinomaki_2020V3_2.jpg 令和2年10月1日付けで、寺﨑浩子先生の後任として、頭頸部・感覚器外科学講座眼科学 教授を拝命いたしました西口康二です。ここに謹んでご挨拶申し上げます。

 私は、1997年(平成9年)に名古屋大学医学部を卒業し、名古屋第二赤十字病院で総合ローテート研修を行った後、1999年(平成11年)に名古屋大学眼科に入局しました。以降、名古屋大学を起点に米国・ハーバード大学、スイス・ローザンヌ大学、英国・University College London、東北大学などで研鑽を積み、このたび母校に戻ってきました。臨床では、主に黄斑疾患、糖尿病網膜症、網膜剥離などの硝子体手術、遺伝性網膜疾患・ぶどう膜炎などの網膜硝子体疾患の全般の診療を行ってきました。研究面では、現在有効な治療法のない遺伝性網膜疾患の遺伝子診断と遺伝子治療の開発、手術時に採取した臨床検体の分子生物学的解析による病態解明やバイオマーカー探索などに力をいれてきました。今後は、企業や学内外との連携も大切にし、研究に参加していただいた患者さんのためにも、医療に還元できるできるような名大発の研究成果を目指したいと思います。

 また、名大では、こういった自身の診療や研究は継続しつつ、専門診療の多様化・深化に対応すべく幅広い専門分野で専門家を配置し、関連病院や地域の眼科医・大学病と連携し、医局全体で地域診療や眼科教育の向上と医療安全の強化に取り組み、患者さんの医療に貢献したいと思っています。皆様には、今後ともご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

略歴

1999年 名古屋大学眼科、医員
2000年 米国・ハーバード大学、メディカルフェロー
2002年 米国・ハーバード大学、リサーチフェロー
2007年 名古屋大学眼科助教
2011年 スイス・ローザンヌ大学、リサーチフェロー
2012年 英国・University College London、臨床研究員
2014年 東北大学医学部、准教授
2020年 名古屋大学眼科、教授