第8回名古屋大学・生理学研究所合同シンポジウムを開催しました(2018年9月29日) - ニュース&イベント | 名古屋大学大学院医学系研究科・医学部医学科

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第8回名古屋大学・生理学研究所合同シンポジウムを開催しました(2018年9月29日)

 平成30年9月29日、名古屋大学大学院医学系研究科(鶴舞キャンパス)にて、生理学研究所の鍋倉淳一教授、名古屋大学の木山博資教授のオーガナイズにより、生理学研究所から45名、名古屋大学大学院医学系研究科及び環境医学研究所から91名、計136名が参加し、第8回名古屋大学・生理学研究所合同シンポジウムが開催されました。

 当日13時より、名古屋大学大学院医学系研究科・門松健治研究科長、生理学研究所・鍋倉淳一副所長の挨拶の後、前半の講演として生理学研究所・川口泰雄教授による「新皮質パルブアルブミン細胞とソマトスタチン細胞のシナプス構築」、名古屋大学医学系研究科・中村和弘教授による「心理ストレスによる交感神経反応を生み出す中枢神経回路」の2題の講演が行われました。引き続き、ポスター発表のうち奇数番号39題のポスター発表者による一人1分間のフラッシュ トーク、40分のポスター討論が行われました。後半は、生理学研究所・定藤規弘教授による「社会性の神経基盤解明を目指して:2個体同時計測3TMRIから超高磁場7TMRIによる種間比較まで」、名古屋大学環境医学研究所・山中章弘教授による「睡眠と記憶を制御する神経活動の操作と記録」の講演が行われました。その後、後半のフラッシュトークとして偶数番号の39演題のトークとそれに続く40分のポスター討論が行われました。終了時間ぎりぎりまで大変活発な熱い討論が交わされ、17時50分に本シンポジウムを終了となりました。18時より鶴友会館において情報交換会を行い、お互いの親交をさらに深めました。  

 本シンポジウムはお互いの研究施設で今どのような研究が進行しているかを知る絶好の機会であり、参加者には大変好評です。また過去8年間開催してきた本シンポジウムと毎年冬に行われる名古屋大学グローバルリトリートとを通じて既に複数のグループが共同研究を開始しており、今回のシンポジウムを機会に新たな共同研究も開始されるようです。本年は136名の参加者及びポスター発表78題と、過去8年間の中で最も多くの参加者とポスター発表となり、本シンポジウムが年々活発になっていることが伺えます。

 両研究施設における研究交流が一層進み、研究が益々発展することが期待されます。

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