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老化基礎科学(連携)老化疫学(長寿医療研究センター)

概要

国立長寿医療研究センターは「高齢者の心と体の自立を促進し、健康長寿社会の構築に貢献する」という理念のもと、1997年から地域住民を対象とした老化に関する長期縦断疫学研究(NILS-LSA)を実施しています。国や地方自治体との連携により、NILS-LSAは高い追跡率を保ちつつ、要介護認定情報や死因情報(人口動態統計)等公的情報とのリンケージも可能な日本を代表する老化・老年病コホート研究です。

当連携講座では、NILS-LSAコホートを運用するとともに、国内外の研究機関と連携し、老化・老年病予防に資する多施設共同研究を行っています。

当連携講座の実績に関しては、国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 研究所 疫学研究部の業績ページに随時掲載されていますので、ご覧ください。

研究プロジェクト

1. 国立長寿医療研究センター・老化に関する長期縦断疫学研究(NILS-LSA

NILS-LSAは「国立長寿医療研究センター・老化に関する長期縦断疫学研究(National Institute for Longevity Sciences - Longitudinal Study of Aging)」の略称で、国立長寿医療研究センターで実施している老化・老年病予防を目的とした長期縦断疫学研究です。

NILS-LSAは、同じ人に長期にわたって繰り返し調査をして、老化の過程や認知症、骨粗鬆症、老人性難聴などの老年病の発症要因を明らかにするとともにその予防法を見つけ出すための研究です。医学・心理・運動・身体組成・栄養などの老化・老年病に関わる幅広い分野にわたって、様々な専門家が協力し詳細な調査データの収集および解析を行っています。

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2. 老化・老年病予防に資する多施設共同研究

NILS-LSAの試料・情報を活用し、国内外の研究機関、大学、企業等と産官学連携で多施設共同研究を実施しております。

長寿コホートの総合的研究(ILSA-JThe Integrated Longitudinal Studies on Aging in Japan)

https://www.ncgg.go.jp/ri/lab/cgss/ILSA-J/

電子化医療情報を活用した6NC疾患横断的コホート研究基盤整備に関する研究

https://epi.ncc.go.jp/ncccaph/

    研究実績

    • 最新年
      1. 当連携講座の実績に関しては、国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 研究所 疫学研究部の業績ページ https://www.ncgg.go.jp/ri/lab/cgss/department/ep/ に随時掲載されていますので、ご覧ください。

    研究キーワード

    老化、疫学、予防、地域住民、長期縦断研究