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概要/MIRAI連携大学
概要
MIRAIは、世界規模で起こる事象に取り組むため、日本とスウェーデンの国際的な学術的関係強化を図って設立された国際学術コンソーシアムです。2015年、両国の学長が集まり、今後の連携に関する話し合いがきっかけとなり、2017年にMIRAIは設立されました。両国の国際共同研究の活性化と、若手研究人材の育成や相互交流を推進することを目的とし、スウェーデンの学術機関の支援を受けています。MIRAIは当初、2017年から2018年までのプログラムとされていましたが、2018年、すべてのMIRAI大学が東京に集まって協議を行い、次期MIRAIについて話し合いを行いました。全大学とも、MIRAIを高く評価し、この連携を続けることで合意しました。これらは声明として出され、次期MIRAI実施に向けての足掛かりとなりました。
声明に基づいて、2020年、次期MIRAI、MIRAI 2.0が開始されました。前回よりも各国から参加大学も増え、共同活動も活発化すると予想しています。また定期的にセミナーを実施し、大学連携を深め、その主要テーマとして「Aging」「Material Science」「Sustainability」「AI」を掲げています。
名古屋大学は幹事大学として、その運営において重要な役割を果たしております。また、分野横断的な研究活動を推進し、また、両国の若手研究者のプラットフォームとして機能しています。本学医学系研究科国際連携室ブランコ・アレクシッチ特任准教授は、同コンソシーアムの中心的役割を果たし、学際横断的に活動を行っております。
活動例
Research & Innovation Week
2020年から2022年までの間、リサーチやイノベーションの発展を目的としたイベントを若い研究者のために企画しています。
Seed funding for collaborations in research, education & innovation
優れた研究にはシーズファンドとして、金銭的な支援を予定しています。これは参加大学間の共同研究に限られます。
Short courses for PhD and Post-Docs
MIRAIは未来を支える大学院学生やポスドクに対して彼らの能力を高めるためのコースを用意しています。
Teacher and staff mobility
MIRAI参加大学は、教員やスタッフ間での情報交換などを積極的に行います。また、それらに必要な経費に対して支援が用意されています。
Student exchange
MIRAI参加大学は、大学間で学生の交換を行います。国による文化の違いなどに触れ、国際的な視野を育成することを務めています。
MIRAI連携大学
スウェーデン
- ヨンショーピン大学
- カールスタード大学
- リンショーピン大学
- リンネ大学
- ルレオ工科大学
- ルンド大学
- ウーメオ大学
- エレブルー大学
- ヨーテボリ大学
- ウプサラ大学
- ストックホルム商科大学
日本
- 名古屋大学
- 広島大学
- 北海道大学
- 九州大学
- 上智大学
- 東京大学
- 東北大学
- 早稲田大学
問い合わせ先
国際医学教育学・国際連携室(Branko Aleksic)international@med.nagoya-u.ac.jp