Joint Innovation Pitch ビジネスアイデア発表会 in 名古屋大学
名古屋大学 × コロラド大学 Joint Innovation Pitch ビジネスアイデア発表会 in 名古屋
-- Entrepreneurship and Innovation in Aging Societies --
文部科学省 令和5年度大学教育再生戦略推進費 大学の世界展開力強化事業 「微分型成長を重視した分野横断型日米協創人材育成」
最終プレゼンテーションのお知らせ
名古屋大学とアメリカ・コロラド大学が連携して実施するアントレプレナーシッププログラム「高齢化社会における起業とイノベーション」では、学生たちが2週間にわたり課題解決型のスタートアップ提案に取り組んできました。
その成果を発表する最終プレゼンテーションを以下の通り開催いたします。ぜひご参加いただき、未来を創る学生たちの挑戦をご覧ください。
日時:2025年5月24日(土)13:00〜14:30
会場:名古屋大学 NIC 1階 Idea Stoa. Google Map
テーマ:高齢化社会の課題を解決するスタートアップビジネスアイデアの提案
発表者:名古屋大学・コロラド大学の学生チーム
審査・講評:名古屋大学教員、市橋亮一先生(医療法人かがやき総合在宅クリニック理事長)
参加特典:入場無料、昼食・軽食・ドリンク付き(Free Meal & Drinks)
発表テーマ例(予定)
-
高齢者向けの遠隔健康管理サービス
-
地域医療・福祉を支えるAIモビリティソリューション
-
シニアの社会参加を促進するデジタルプラットフォーム
-
医療現場の声をもとにしたリアルな課題解決アイデア など
参加登録
本イベントへの参加をご希望の方は、以下のリンクから事前にお申し込みください(入場無料・軽食付き)。
https://forms.office.com/r/V56KbM15aV
プログラム紹介
名古屋大学 × コロラド大学 国際共同プログラム
Entrepreneurship and Innovation in Aging Societies
(高齢化社会における起業とイノベーション)
プログラム概要と目的
「Entrepreneurship and Innovation in Aging Societies(高齢化社会における起業とイノベーション)」は、名古屋大学とコロラド大学ボルダー校との連携による新たな国際教育プログラムです。日本と米国の学生が協働し、世界が直面する「人口減少社会」という重要課題に対して、革新的なアイデアを共創・発信することを目的としています。
本プログラムは2つのフェーズで構成されています。3月に実施されるオンラインの準備コースでは、デザイン思考やグローバルチームでの協働に必要な基本スキルを習得します。5月には名古屋大学を拠点に、実地調査、講義、施設見学、文化体験を含む対面プログラムが実施され、地域の医療機関や起業支援施設への訪問を通じて、実社会に根ざした課題解決能力を高めます。
特に、日本において急速に進む高齢化は、医療、福祉、地域づくり、テクノロジー活用など多岐にわたる分野での革新が求められており、日本は「未来の縮図」と位置付けられています。本プログラムでは、参加者がそうした課題を学術的・実践的に探究し、最終日には起業アイデアとしてプレゼンテーションを行う機会が設けられています。
このプログラムは、次のような学びと成長を参加者にもたらします:
-
リアルな社会課題への挑戦
急速な高齢化という実社会の課題に対し、技術・文化・政策の視点を融合させた解決策を探ります。 -
グローバル協働と起業体験
異文化チームによる共同作業を通じて、創造的かつ現実的なソリューションをデザインします。 -
専門家や実務家からの学び
スタートアップや自治体、研究者などによる講義やフィールドワークを通じて、多角的な視点を養います。 -
実践的スキルの習得と成長
批判的思考、問題解決、リーダーシップなど、将来のキャリアに直結する力を身につけます。 -
文化的・人的ネットワークの構築
国際的な仲間やメンターと出会い、多様な価値観に触れることで、個人としても大きく成長できます。
名古屋大学にとっても本プログラムは教育・研究の国際化を推進する新たな試みであり、今後の海外大学との継続的な連携の礎となることが期待されています。
実施期間と構成
本プログラムは以下の2つのフェーズで構成されています。
フェーズ1:オンライン準備プログラム(2025年3月)
-
内容:
・デザイン思考
・課題設定と仮説構築
・オンラインディスカッションによる国際チームでの交流と準備
フェーズ2:日本滞在型プログラム(2025年5月15日〜5月25日)
-
場所:
名古屋大学(鶴舞キャンパス・東山キャンパス)、名古屋市内・近郊、中津川市、東京都 など -
内容:
・高齢者医療や地域包括ケアに関連する医療施設・行政機関の視察
・AI、モビリティ、スタートアップをテーマにした企業訪問・講義
・大学のインキュベーション施設でのフィールドワーク
・チームでの調査・検証・アイデア開発
・最終日のプレゼンテーション(成果発表会)
参加予定者
学生
-
米国コロラド大学ボルダー校およびデンバー校の学部生 約5名
-
名古屋大学 学部生 数名
教員スタッフ
-
Samuel Goodman(プログラムコーディネーター、Ludus Group、コロラドハウス)
本学担当者
- 長谷川仁紀(名古屋大学 医学部大学院医学系研究科 国際連携室・国際医学教育学 講師)
-
田中佐和子(名古屋大学産学連携推進本部 Tongali URA)
プログラムスケジュール(抜粋)
日付 | 内容 | 場所/備考 |
---|---|---|
5月15日(木) | 東京到着・オリエンテーション | |
5月16日(金) | 東京のスタートアップ訪問、名古屋へ移動 | Techstars Tokyo、Lovelot等(予定) |
5月17日(土) | 名古屋大学にてグループセッション・趣旨説明・交流会 | |
5月19日(月) | 高齢社会・ヘルステック関連の講義・病院見学 | 名古屋大学病院・医療系スタートアップ講義 |
5月20日(火) | 名古屋市内のイノベーション施設見学 | Station Ai、愛知県レクチャー、NIC視察、青木教授講義 |
5月21日(水) | 春日井市スタートアップ視察・自動運転シャトル体験 | |
5月22日(木) | 中津川市での地域医療視察 | 阿木診療所、老人保健施設、市長表敬 |
5月23日(金) | チーム別調査・発表準備 | フィールドワーク・仮説検証 |
5月24日(土) | 最終プレゼンテーション | NIC Idea Stoa(成果発表) |
5月26日(月) | 東京へ移動 | |
5月27日(火) | 東京でのインキュベーター訪問 | JETRO、Google Startups、渋谷支援センター(予定) |
5月28日(水) | 自由活動・振り返り | |
5月29日(木) | 最終日・帰国 |
問い合わせ先
名古屋大学医学部 国際医学教育学・国際連携室
長谷川仁紀
TEL 052-744-2507
E-mail med-intl@t.mail.nagoya-u.ac.jp