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第6回三大学間国際共同シンポジウム・合同学術会議を開催 (2017年10月6日)

10月6日、ドイツのフライブルク大学医学部構内の研究施設にて、フライブルク大学、アデレード大学、名古屋大学の国際共同シンポジウムを行いました。本シンポジウムは3大学間の持ち回りで毎年開催されており、今回で6回目を迎えました。

 本シンポジウムでは、はじめにフライブルク大学のカースティン・クレグステイン医学部長より挨拶があり、その後、神経科学分野、腫瘍学分野において各大学の参加者による研究発表が行われました。神経科学分野では、本学より大野欽司教授、木山博資教授が発表を行い、フライブルク大学より2名の研究者が発表を行いました。腫瘍学分野では、3大学より計9名が発表し、活発な議論が行われました。また、例年同様に大学院生の発表も行われ、今年は3大学より4名の大学院生が参加しました。各分野とも素晴らしい発表となり、活発な意見交換が繰り広げられました。

 また、本シンポジウムと並行して3大学合同運営会議が開催され、3大学が積極的に取り組んでいるジョイントディグリープログラムの今後の運営方針について議論を行いました。すでに本学とプログラムを開始しているアデレード大学とは、今後の運営や対応について詳細な議論を行い、またフライブルク大学とは、来年度開設を目指している名古屋大学・フライブルク大学国際連携総合医学専攻(仮称)における、協定書の内容の確認や今後の進め方などについて活発な意見交換を行いました。

 今回で6回目となる本シンポジウムでは、非常に和やかな雰囲気の中で発表や討論が行われ、3大学は各々の研究を通して研究分野における協力関係を深めただけでなく、共同教育プログラムに関する運営面でも相互の理解を深めることができました。今後とも各大学間における教育研究のさらなる発展が期待されます。

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シンポジウムの様子

プログラム

場所:Institute of Molecular Medicine and Cell Research, Center for Biochemistry and Molecular Cell Research, Stefan-Meier-Straße 17, Freiburg, Seminar Room, 1. Floor

開会の辞 Prof. Kerstin Krieglstein, Dean, Faculty of Medicine

 セッション 1: 神経科学分野

1.Prof. Hiroshi Kiyama (Nagoya)
Microglia as a determinant of injured neuron fate
損傷したニューロンの運命を決める要因としてのミクログリア

 2.Prof. Marco Prinz (Freiburg)
From the yolk sac to neurodegeneration: the many facets of microglia
卵黄嚢から神経変性まで:ミクログリアの多面性

3.Prof. Kinji Ohno (Nagoya)
Decoding aberrant splicing code in human diseases
ヒト疾患における異常なスプライシングコードの解読

 4.Dr. Jan Pruszak (Freiburg)
Neural stem cells - from basic biology to biomedical applications
神経幹細胞-基礎生物学から医学的応用まで

5.Hung Chi Jung (Nagoya)
The effect of double ablation (orexin and MCH neurons) on sleep/wakefulness regulation
覚醒制御に関するorexinとMCHニューロンの二重欠損の効果

 セッション 2: 癌

1.Prof. Alastair Burt (Adelaide)
Fatty liver disease and hepatocarcinogenesis: a growing concern
脂肪肝疾患と肝癌発癌に関して増大する懸念事項

 2.Priv.-Doz. Dr. Susanna Minguet (Freiburg)
From tumor invasion to immunotherapy
腫瘍浸潤から免疫療法まで

3.Nadia El-Khawanky (Adelaide)
CD123 Chimeric Antigen Receptor T-cells in Chronic and Acute Myeloid Leukaemia: pre-clinical in vitro studies
慢性・急性骨髄性白血病におけるCD123キメラ抗原レセプターT細胞に関するin vitro前臨床研究

4.Vincent Soon Wei Wong (Adelaide)
Characterizing the role of ZEB2 in the CD4+ T cell compartment
CD4+T細胞コンパートメントにおけるZEB2の役割の特定

5.Prof. Andrea Yool (Adelaide)
Controlling cancer metastasis by targeting aquaporin channels with novel pharmacological agents
薬物によるアクアポリンチャネルをターゲットにした癌の転移制御

6.Prof. Tilman Brummer (Freiburg)
Braf in colon cancer
大腸癌におけるBraf

7.Dr. Luke Selth (Adelaide)
Towards improved treatment of prostate cancer: novel strategies to target the androgen receptor
膵臓癌の改良された治療に向けて アンドロゲンレセプターを標的にした戦略

8.Masato Yoshihara (Nagoya)
Carcinoma-associated mesothelial cells promote progression of peritoneal dissemination and acquired platinum resistance in epithelial ovarian cancer
上皮卵巣癌における中皮細胞による腹膜播種の促進とプラチナ剤に対する耐性獲得

9.Dr. Alejandro Gomez-Auli (Freiburg)
Secretome changes mediated by Cathepsin B in tumor-stroma Interactions
癌間質相互作用におけるCathepsin Bを介した分泌蛋白の変化