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ウィーン医科大学との合同シンポジウム(2013年1月28日)

ウィーン医科大学と合同シンポジウムを開催しました

医学系研究科は、1月28日(月)、オーストリアのウィーン医科大学において、同大学との共催で、神経疾患と腫瘍に関する合同シンポジウムを開催しました。これは、同大学と最新の学術的交流を図り、今後の神経疾患と腫瘍に関する共同研究を進展させることを目的として開催されたものです。

シンポジウムは、カリン・グティエレス・ロボス ウィーン医科大学副学長のシンポジウムへの期待を込めた歓迎のあいさつで幕を開けました。本研究科からは、髙橋研究科長ら7名が参加し、神経の変性疾患と再生、精神疾患の遺伝分子メカニズム、脳腫瘍、腫瘍溶解性ウィルスを用いた橋渡し研究など、幅広い分野について、様々な角度から講演が行われました。当日は、大学院生、研究者をはじめとする多くの人々が参加し、熱心に講演に耳を傾けていました。講演後には活発な質疑応答がなされ、盛況のうちに幕を閉じました。

翌29日(火)には、一行はウィーン医科大学の研究施設及び附属病院を見学しました。その後、ウォルフガング・シュッツ 同大学長と髙橋研究科長が面談し、今後の両大学間のさらなる学術的交流について意見を交換しました。

今回の訪問を機に、より多くのウィーン医科大学の学生が、本研究科に興味を抱き留学することで、両大学間の交流が一層促進されることが期待されます。

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講演会の様子
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シュッツ学長と面談する髙橋研究科長
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学長室前での記念撮影

■■ 合同シンポジウム開催の背景について ■■

名古屋大学医学部とウィーン医科大学(旧ウィーン大学医学部)との歴史は長く、1876年に名古屋大学医学部の前身である愛知県公立医学校にフォン・ローレンツがお抱え医師として月給300円で着任し、外科手術を教えた事より始まります。両校は2005年7月に医学部間協定を結び、学部生の臨床実習を中心に、8年間に渡り交流を深め、名古屋大学からは通算8名の学部生を送り出し、ウィーン医科大学からは8名の学部生を受け入れてきました。

今回、ウィーン医科大学国際部のDr. Salemiを介して、Hainfellner同大学神経内科学教授 との研究レベルでの交流が開始され、研究レベルでの交流を深め、共同研究のSeedsの探求を目的に、合同でシンポジウムを開催する運びとなったものです。

プログラム
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プログラム(表紙)
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プログラム(画像をクリックすると拡大します)

開会挨拶
Karin Gutierrez-Lobos, ウィーン医科大学 副学長
Jürgen Sandkühler, Center for Brain Research センター長
Johannes A. Hainfellner, ウィーン医科大学神経内科学教授(大学院教育担当)

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ウィーン医科大学 発表者 7名
1.PREUSSER, Matthias, M.D. 准教授
Integrins in brain metastases
2.STRÖBEL Thomas, Ph.D. 准教授
Ape1 links to a Chk2-associated tumor suppressor network: a critical partnership for glioblastoma response to temozolomide
3.LASSMANN, Hans, M.D. 教授
Disease specific molecular pathogenesis of multiple sclerosis lesions
4.KOVACS, Gabor, M.D., Ph.D. 准教授
Molecular pathology of neurodegenerative diseases
5.ZIMPRICH, Alexander, Ph.D. 准教授
Genetics of movement disorders
6.POLLAK-MONJE-QUIROGA, Daniela, Ph.D. 准教授
Novel approaches to understanding the neurobiology of mood disorders
7.BERGMANN, Michael, M.D. 准教授
Mode of apoptosis induction by an IL-24 expressing oncolytic influenza virus vector

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名古屋大学大学院医学系研究科 発表者 7名
1.高橋雅英 教授 M.D., Ph.D.
Roles of the Akt substrate Girdin in tumor progression, angiogenesis and neurogenesis
2.門松健治 教授 M.D., Ph.D.
Sulfated glycans and neuronal network reconstruction
3.夏目敦至 准教授 M.D., Ph.D.
Epigenetic plasticity in cancer-initiating cells
4.勝野 雅央 准教授 M.D., Ph.D.
Molecular pathogenesis and therapy of motor neuron disease
5.黒田啓介 助教 M.D., Ph.D.
Re-evaluation of DISC1 using mutant mice and new antibodies
6.Branko Aleksic 准教授 M.D., Ph.D.
Comparative genetic analysis of autism and schizophrenia: Focus on rare variants
7.粕谷英樹 准教授 M.D., Ph.D.
Battles between host immune response and oncolytic virus replication for tumor reducing effect from clinical trial