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TEI-Summer Camp

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概要

高麗大学が主導するTransnational Educational Initiative (TEI)プロジェクトでは、医学教育の分野における情報交換や教育研究の発展をめざし、名古屋大学も参画して様々な取り組みを行っています。高麗大学医学部教授 Young Mee Lee先生らと協力して、名古屋大学医学部の粕谷英樹先生やItzel BUSTOS先生らが世界の医学部生を募ってサマースクールを実施し、現地視察や合同講義をおこなっております。

Report

3rd TEI-Summer Camp in 2021 (Monash)

3rd TEI-Summer Camp in 2021 (Monash)

2nd TEI-Summer Camp in 2020 (Borogna)

2nd TEI-Summer Camp in 2020 (Bologna)

1st TEI-Summer Camp in 2019 (Nagoya)

1st TEI-Summer Camp in 2019 (Nagoya)

2019年、名古屋大学は、第一回TEIサマーキャンプを開催いたしました。5日間のプログラムで、GAME加盟大学から学生が参加しました。

今回のテーマは、「災害医療」と「プロフェッショナル」に設定しました。日本は、度重なる甚大な災害に耐え、今日の発展を遂げました。これまでの多くの災害から非常にたくさんの経験が蓄積され、現在に活かされています。災害医療を学ぶ機会が少ない海外の学生向けに、災害にあった際にどういったことが必要となるのか、医療者としてどのように対応すべきか、緊急時におけるプロフェッショナルのあるべき姿について実例を踏まえて学んでもらいました。

(背景)2019年3月11日に発生した東日本大震災は東北地方を中心に津波による大きな被害を受けました。福島原子力発電所では未曾有の甚大な被害を受け、放射能物質が流出する事態へと発展しました。

サマーキャンプの目的は、学生達に、福島の実情に触れ、医療環境や、災害復興について学習することとしました。

7大学から18名の学生が参加しました。名古屋大学や香港中文大学、高麗大学、ミュンヘン大学などからの教員が講義を行ったほか、学生達が自分たちの国の災害についてプレゼンする機会などがありました。また、実際に福島を訪問する機会を設け、見学をおこないました。福島では現地の病院を訪問し意見交換を行い、実際に復興の現場を見る機会がありました。

また、学生は名古屋市にある防災センターを訪問し、津波や地震の際にどのように身を守るかとということを学んだり、また、名古屋大学減災センターを訪問して、大学で行われている防災学について学ぶ機会がありました。

最後に、学生達は学んだことをプレゼンし討議を行いました。

とても内容の濃い充実したキャンプとなりました。また、世界中の学生が集まりグループワークも行うことで、絆も生まれ、あたらしい出会いが生まれるという貴重な機会となりました。

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問い合わせ先

国際医学教育学・国際連携室(Itzel Bustos)international@med.nagoya-u.ac.jp