履修する研究テーマ ルンド大学
ルンド大学は神経科学分野でノーベル賞受賞者を輩出したように、神経分野における研究が非常にさかんである。特に、国家プロジェクトとしてパーキンソン病、アルツハイマー病の研究を集中的に担っており、Multiparkという組織を構築している。そこにおいては世界中より研究者を集め、世界最先端の研究が行われている。加齢とともに顕著となる神経系疾患は、高齢者の生活の質を著しく悪化させる。特に、先の2疾患は非常に患者数が多いものの、決定的な治療法が未だ特定されておらず、それを解決する新薬、新規治療法が待たれている。Multiparkでは臨床応用を目指した研究が盛んに行われており、学生は基礎研究のみならず研究、臨床応用に至るプロセスを経験できるものと思われる。その中で研究分野を選択し、その科の指導教員を副指導教員とする。主指導教員のもと身につけた基礎的な知識を活かし、ルンド大学にて新たな研究を開始する。
・パーキンソン病を対象にした細胞移植治療法
・パーキンソン病新規治療薬の開発
・脳疾患特有のバイオマーカーの探索
世界中から集まる研究者の中で、世界最先端の神経科学研究に触れて知見を深める。