名大病院の活動について

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国立大学病院で初めて国際医療機能評価「JCI認証」を取得しました

平成31年2月25日

名古屋大学医学部附属病院(石黒直樹病院長)は、平成31年2月23日付けで、国際的な医療施設評価認証機関であるJCI(Joint Commission International)の認証を取得しました。JCIとは、1994年に米国の病院評価機構の国際部門として設立された非営利組織で、「医療の質」と「患者安全」を国際的な基準で評価することを目的とした機関です。厳格な審査基準を有し、世界で最も難易度の高い認証機関として知られています。現在、全世界で1082施設が認定されており、日本の大学病院では4施設目、国立大学病院では初めての認証施設となります。認定は平成31年2月23日から3年間で、以降3年ごとに再審査を受け、再度認定を受けることで認証が更新されます。

本院は、平成31年2月18日から22日の5日間、5名の外国人審査員による現地調査を受け、国際患者安全目標、患者の評価とケア、感染の予防と管理、ガバナンスとリーダーシップ等、実に16領域1270項目に及ぶ評価項目について厳正に審査されました。

このたびの「JCI認証」の取得により、国際的な医療の質、患者安全の基準を満たした日本初の国立大学病院となりましたが、認定後も改善活動を継続し、より高い水準の医療を提供できるよう、日々改善に取り組んでまいりたいと思います。

jciall.JPGのサムネイル画像   Gold Seal JCIAccred-HiResolution.jpg
集合写真                                  JCI認証マーク