名古屋大学医学部附属病院では,令和8年1月19日に「震度6強の地震発生」を想定した大規模な災害対応訓練を実施し,名古屋医専の学生さんも含めた233名の職員がこれに参加しました。
訓練では,停電や通信障害,多数の傷病者が短時間に来院する状況を設定し,災害対策本部の設営,トリアージ,患者の搬送,病床調整,ならびに物資管理など,実際の災害に必要となる対応を一連の流れとして実施いたしました。また,模擬患者(名古屋医専学生)の協力もあり,外傷や呼吸困難といった症状への対応や動線の混雑など,発災現場さながらの状況が再現されました。
そのなかで,情報が集中して遅延が発生したことや通信手段が限られる弱点,ならびにトリアージエリアの構造や物資不足などの改善すべき課題も明らかとなりました。 一方で,多くの職員が大規模災害発生時の混乱を体験できたこと,看護師の対応力が高く評価されたことなどは大きな成果となりました。
今回の訓練で得られた気づきをもとにして,当院では引き続き災害対応力の向上に努め,地域の皆さまに安全で確実な医療を提供できる体制づくりを進めてまいります。



