名大病院の活動について

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ソウル大学病院等との学術交流再開~看護職員の相互交流、連携・共同プログラム開発に向けて

 名大病院は、2012年にソウル大学病院と2013年にアサンメディカルセンターとMOU(学術交流協定)を締結しました。以降10年以上にわたり、看護部を中心に継続的に交流をはかり、人材育成、専門技能の向上といった共通する使命や課題に取り組んでまいりました。新型コロナウイルス感染症の流行により、両病院間の職員の派遣を一時中断しておりましたが、この度再開に向け、令和5年8月21日から22日にかけ、小寺病院長、藤井看護部長、国際連携室の粕谷教授、看護キャリア支援室の秋山教授ら9名がソウル大学病院とアサンメディカルセンター並びに延世大学セブランス病院を訪問しました。ソウル大学病院の医学博物館内において、両機関の関係者参加のもとMOU再締結の調印式を実施しました。その後、これまでの看護部間の交流内容を振り返るとともに、チェ看護部長と藤井看護部長が変化している看護部の現状や取り組み報告を行い、相互理解を深めました。今後のスケジュールをテレビ会議等で話し合うことを確認しました。

 今回の訪問をもとに、近々テレビ会議の開催、ソウル大学病院からの職員受け入れと名古屋大学病院からの職員派遣を予定しています。継続的な国際的交流を通じて、国際的視野を持ち合わせた医療人材の育成をはかり、これからもより良い医療の提供に努めてまいります。

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▲ソウル大学病院と名大病院の関係者(ソウル大学病院医学博物館前にて)
        

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▲チェ看護部長と藤井看護部長との報告会の様子