名大病院の活動について

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クリニカルシミュレーションセンター(NU-CSC)開設記念式典を挙行

2013年3月9日

 大学院医学系研究科は、3月9日(土)、同研究科附属クリニカルシミュレーションセンター開設記念式典、記念講演会、内覧会を医学部附属病院中央診療棟講堂において開催し、学外関係者82名、学内関係者11名の参加がありました。
 同センターは、蘇生技能訓練のための設備や医療面接や身体診察のトレーニング室を備えた既設の「スキルス&ITラボラトリー」に、念願であった最新鋭の外科診断・治療分野を中心とした数多くのシミュレーター、トレーニングマシンが導入されたことに伴い、専任教員を2名配置して、院内職員はもちろんのこと、地域医療機関と連携して、地域医療に携わる医療職の臨床能力の向上と専門医の育成、研修医教育並びに生涯教育に貢献することを理念として、平成25年4月に発足します。
 開設記念式典は、濵口総長のあいさつで始まり、次いで髙橋医学系研究科長、松尾医学部附属病院長のあいさつの後、来賓の加藤愛知県健康福祉部健康担当局長から祝辞がありました。また、記念講演会では、高橋優三前岐阜大学医学教育開発研究センター長から、「シミュレーション医科大学という考え方」と題して、シミュレーション教育の歴史、重要性について熱のこもった講演が行われました。
 開設記念式典及び記念講演会終了後は、中央診療棟講堂及び同棟数か所において内覧会を行い、最新鋭のシミュレーターを中心に、担当医師や医学教育機器メーカー担当者が機能や使用方法について実演しながら詳細に説明し、参加者は大変興味深く熱心に聞いていました。

記念式典の様子

名古屋大学大学院医学系研究科附属クリニカルシミュレーションセンター(NU-CSC) ホームページ