病院からのお知らせ

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本院職員における新型コロナウイルス感染症の発生について

本学医学部附属病院の研修医1名(医師:20代)が、新型コロナウイルスに感染したことが判明しました。
調査により判明した事実は以下のとおりです。

1.行動歴および濃厚接触者等について
 1)行動歴について
   8月11日(火)~14日(金)勤務(この間、軽度の咳嗽(がいそう)などあり)
     15日(土)休暇(特に症状なし)
     16日(日)当直勤務(医師1名、研修医1名と食事)。
     17日(月)昼まで勤務。帰宅後、微熱、咳嗽、咽頭痛、味覚・嗅覚異常あり。
     17日 午後~21日(金)体調不良のため休暇。
     19日(水)37.5℃の微熱。市内の医療機関で検査用検体採取。
     21日(金)保健所から陽性の連絡。
   現在、自宅療養中。
   感染経路については、調査の結果、自宅での家庭内感染と判断しております。

 2)濃厚接触者について(2名)
   濃厚接触者は2名です。本日、PCR検査を実施した結果、2名とも陰性でした。
   当該2名は、陽性となった研修医と同じ日に当直勤務に従事した医師と研修医であり、陽性となった研修医と共に、
   16日に食事をしておりました。
   当該2名は、濃厚接触者のため、21日から31日まで自宅待機となっております。
   当該2名は、現在に至るまで特に自覚症状はありません。
 
   陽性となった研修医及び濃厚接触者となった医師と研修医は、一般病棟の患者の診療に従事しておりましたが、本
   院では手指衛生やサージカルマスクなどの個人防護具の着用など院内感染対策を適切に行っております。そのため、
   患者及び他の医療従事者に濃厚接触者はありませんでした。
 
   なお、陽性となった研修医は、8月12、13日にも一過性の軽い咳嗽症状がみられたことから、8月10日まで
   遡って接触者を調査しましたが、濃厚接触者は上記のとおり、当該2名以外はありませんでした。
  
2.診療体制について
  本院の診療は通常通りです。

3.職員の行動の徹底について、名古屋大学の活動指針に沿って感染防止策を強化し、濃厚接触者を発生させないよう努めます。
  患者さんをはじめ、関係する皆様にはご心配をおかけしております。
  感染防止には今後とも万全を期して対処していきますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。