病院からのお知らせ

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本院職員における新型コロナウイルス感染症の発生について(第二報)

〇概要
 このたび,本学医学部附属病院の老年内科医師1名(20代,男性)が,新型コロナウイルスに感染したことが判明しました。
 当該医師は,老年内科の病棟(10W)勤務であり,外来診療には携わっておりません。濃厚接触のあった職員や患者さんは限定的で,すべて特定されており,また自覚症状もなくPCR検査の結果,すべて陰性が確認されております。
 そのため,他の病棟及び外来などには影響はございません。

〇経緯
 陽性が判明した医師は,本年4月1日(水)に本院の老年内科に着任いたしました。
 当該医師は,着任当初,37.8度の熱があったものの,翌日には平熱に戻ったことから,様子を見ながら診療にあたっておりました。また,花粉症による鼻づまりや頭重感があり,時々微熱はありました。診療科(医局)には勤務時の体温を報告していましたが,37.5度以上の発熱が持続していない,さらに症状が無いなどの理由で医師の診療を了解していました。
 その後,4月10日(金)に咽頭痛と倦怠感があったため,ICTを通じて帰国者・接触者相談センターに相談し,その指示に従って,4月13日(月)に本院において,レントゲン及びCTを撮りました。その際,肺炎の所見があったことから,PCR検査を受けたところ,4月14日(火)に新型コロナウイルスの陽性が判明した次第です。
 当該医師は,現在,県内の医療機関に入院しております。

〇診療体制について
 本院の外来診療は通常通りです。
 老年内科における外来診療は,電話再診をひろげるなどしながら,継続します。
 老年内科の主たる病棟における新規入院はしばらく休止しますが,他の病棟にて対応いたします。

 患者さんをはじめ,関係する皆様にはご心配をおかけしております。
 今回の陽性が判明した医師は,外来診療には一切携わっておりません。
 また濃厚接触となった医師のうち1名は外来診療を行っておりましたが,これまで自覚症状もなく,PCR検査で感染は否定されていますので,入院・外来診療で患者さんにうつすようなことはありませんので,ご安心ください。
 感染防止には万全を期して対処しておりますので,何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

報道機関からの問い合わせ
 総務課総務係
 電話052-744-2772
 E-mail:iga-sous@adm.nagoya-u.ac.jp