診療科・部門

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医療機器総合管理部 部長:藤原 道隆(病院教授)

より安全で安心な医療器材の提供と管理

安全で安心な医療環境を提供するために、院内で使用される医療機器の適切な供給と管理機器に関する職員教育を行うことが当部の役割です。


業務体制

当部の業務は、病院における、医療機器および消耗品の選定と購入、滅菌、搬送業務の一元化、点検、修理、更新計画立案と実行、医療機器が関与するインシデントの分析と機器に関する職員教育です。この業務を円滑に運用するために、臨床工学技術部、経理課調達グループ、患者安全推進部、メディカルxRセンターと緊密に協力しています。
所属する委員会として、医療機器総合管理部運営会議、医療機器選定委員会、内視鏡管理運営委員会、滅菌機器等運営委員会、SPD運営委員会が行われています。

業務内容

①MDI(Medical Device Information):病院内で使用される医療機器情報を収集し、当該情報を病院内の関係各部に周知しています。
②各種の医療機器および医療器具の洗浄、組立ておよび滅菌を行う中央材料室を運営し、内視鏡の洗浄、消毒および管理を行う内視鏡洗浄室の監督を行っています。
③医療機器、材料を透明性のある選定過程で購入するため、医療機器選定委員会を開催し審議しています。
④医療機器の安全な使用のため、適切な点検、修理、更新計画を立案し、実行します。
⑤SPD(Supply Processing&Distribution)を運営管理し、病院内におけるすべての医療用消耗品および医薬品の購買、供給、搬送、消費、ロット番号等を管理しています。
⑥医療機器に関わる不具合とインシデントを患者安全推進部とともに検討し、原因の分析と対策を該当部署にフィードバックしています。
⑦機器安全使用に関する職員教育を臨床工学技術部、メディカルxRセンターと共に行っています。

以上の取り組みにより、医療の質と安全性の向上、安定的な病院経営基盤の実現を図ることを医療機器総合管理部の目的としています。