診療科・部門

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光学医療診療部 部長:中村 正直(准教授)

各種内視鏡や超音波検査など、最高水準の医療を提供

専従医師8名(兼任55名)、専従看護師12名、専従臨床工学技士3名が検査部、放射線部と協力して安全で最高水準の医療を提供しています。


診療体制

光学医療診療部は消化器内科と連携のもと、全ての消化器疾患において最新・最善の診療を行います。新光学医療診療部の総面積は国内外で屈指の規模となり、エックス線装置を有する検査室も備えました。患者さんの安全・安心に考慮し快適に検査・治療を受けて頂ける部門です。基本的に毎日午前8時30分から、上部内視鏡による診断・治療、下部内視鏡による診断・治療、胆膵系内視鏡による診断・治療および体外式超音波検査・治療(肝腫瘍に対する治療)を行っています。

対象疾患

胃・食道・十二指腸・小腸・大腸(上下部消化管)の良性疾患(炎症、潰瘍など)と悪性疾患(上皮性悪性腫瘍-癌、非上皮性悪性腫瘍)、肝癌、膵悪性腫瘍(膵癌)、膵良性腫瘍、胆嚢腫瘍、胆道腫瘍など。

得意分野

上部・下部消化管癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術、超音波内視鏡・腹部超音波による消化器疾患の診断と治療、内視鏡的逆行性胆管膵管造影手技を用いた膵・胆道疾患の診断と治療、カプセル内視鏡を用いた小腸・大腸疾患の診断などです。

診療実績

内視鏡検査は年間11,050件(上部5,364件、下部3,222件、胆膵1,460件、小腸487件、カプセル内視鏡216件)、そのうち治療内視鏡は2,412件実施しています。超音波検査および関連治療は年間6,368件実施しています。
(2022年実績)

先進医療・研究

消化管腫瘍に対する新しい内視鏡治療手技・器具の開発、生検材料を用いた遺伝子発現プロファイルの研究、炎症性腸疾患の新たな診断・治療法の開発、超音波内視鏡・経腹超音波の新たな技術の開発と応用、消化器疾患と腸内細菌叢の関連の研究などを行っています。