東海地方随一の重症患者が集まるClosed-ICU管理
Closed-ICUで内科系および小児の急性期診療を担います。救急外来と連携し、学内の専門診療科とともに最重症例に対する最後の砦の役割を果たします。
救急・内科系集中治療部は、最重症例の管理を担うClosed ICUシステムとして運用されています。救急外来と連携して重症患者を受け入れ、各専門家と協働して集学的治療にあたります。
心肺停止後症候群、重症敗血症、急性薬物中毒、急性心筋梗塞、心不全、新型コロナウィルス感染症(Covid-19)を含む急性呼吸不全、肝性脳症などの全身管理から、心臓移植に向けたECMOや補助人工心臓での循環管理、呼吸補助のための膜型人工肺(VV-ECMO)、肝移植前のHigh-flow High volumeCHDF管理、小児血液腫瘍患者の急変など当院ならではの病態も対象としています。
全身を多角的かつ総合的に捉える急性期管理を得意とする救急科のスタッフを中心とした専従医が、各専門家と協働して、重症例・急性期疾患の診療を行います。敗血症を代表とする全身性炎症反応症候群および播種性血管内凝固症候群の治療成績は高く、心臓移植を念頭においた患者の補助循環管理や、小児患者の診療を行なっていることも特色です。
大学病院ならではの最先端の急性期医療を提供し、治療内容についての臨床研究も行なっています。